「たらこ」といえばご飯のお供の定番ですよね。ついついご飯が進み、ご飯1杯では足りず2杯、3杯とおかわりをしてしまうという方も少なくないはず。
そんなたらこは、どの都市で多く食べられているのでしょう。明太子といえば、福岡県を連想する方が多いと思いますが、やはり福岡市が第1位なのでしょうか?
ちなみに辛い・辛くないで判断されがちな「たらこ」と「明太子」の違いについて。
・「たらこ」=スケトウダラの卵巣を塩蔵したもの
・「(辛子)明太子」=スケトウダラの卵巣を塩蔵して、その後唐辛子など調味料で味付けしたもの
となります。いずれも同じスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもので、原材料は同じです。しかし、両者の違いは味付けにあるのです。また、地域によっては明太子を「辛子明太子」、たらこのことを「明太子」と呼ぶのだそう。
今回は、総務省統計局の家計調査(2020年~2022年平均)をもとに、たらこの1世帯あたりの年間支出金額が多い都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)をランキング形式でご紹介します!
ちなみに、全国平均は2,091円でした。
※都道府県庁所在市以外の政令指定都市(川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市)
【第1位】福岡市:4,969円
1位に輝いたのは福岡市でした。
福岡県の辛子明太子はお土産としても重宝されるくらい有名ですよね。旅先を聞かずとも、辛子明太子を渡されたらどこに行ったかわかってしまう、そんなこともあるかもしれません。
ちなみに、初めて辛子明太子の商品化に成功したのは、福岡市に本社をおく企業なんだそう。まさに辛子明太子のふるさと、納得の1位ではないでしょうか。
【第2位】北九州市:3,993円
2位には1位と同じく福岡県から北九州市がランクイン。
そんな北九州市では、ふるさと納税の返礼品にも辛子明太子が用意されています。それだけ地域に根付いた特産品であることがわかりますね。
【第3位】青森市:3,280円
3位には青森市がランクイン。1位2位と比べると、たらこが好まれているという印象はなかった方も多いのではないでしょうか。
しかし、青森市は、実はたらこの購入数量(g)では福岡市を抜いて全国1位(1,355g)なんです。
ご飯のお供にぴったり!
いかがでしたか?たらこは11月〜1月頃が旬といわれています。最も卵の成熟している12月は、特に美味しい時期なんだそう。
ほかほかの白いご飯にのせて、たらこを存分に味わいたいですね!
参考資料:総務省統計局「家計調査結果」
※記事内の画像はイメージです。