「住みたい街ランキング」で急上昇！【所沢】に住みたいワケと、気になる家賃は？

先日、リクルートが「SUUMO住みたい街ランキング2023 首都圏版」を発表。第1位横浜、第2位吉祥寺、第3位大宮という結果になりました。

今回はトップ10など上位とはならなかったものの、ランキング結果から見えてきた“注目の街（駅）”をご紹介。

今回ご紹介するのは、2022年の同ランキングで第48位から今回大きく順位を上げたのが、第30位にランクインした西武池袋線の所沢。特に20代女性からの投票シェアが伸び、所沢にとっては過去最高の順位となりました。

では、世間の人は所沢のどんな点に魅力を感じているのでしょうか？アンケートに答えた方が感じている所沢市（駅）の魅力をランキング形式（※）で見ていきましょう。

（※）「街の魅力」の選択率（％）を、駅ごと比較できるよう偏差値化したもの。

2020年のSUUMOの調査によると、武蔵野台地に位置する所沢は地盤が固く、地震のリスクが低いと予測されているそうです。

また、埼玉県は海に面していないことに加え、所沢市内に流れる川の規模も比較的小さいので、津波や洪水による被害が少ない可能性があると考えている方が多いようです。

所沢市の家賃相場は以下の通りで、住みたい街ランキングでトップ3に入った大宮や横浜など、都心から30km圏内の主なターミナル駅と比較しても、1～2万円家賃が安いのが特徴です。

西武新宿線・池袋線が通っており、新宿、池袋といった大きな街へも出やすく、コストパフォーマンスが高い街であると言うことができるでしょう。

所沢の魅力として「今後、街が発展しそう」と考えている方が最も多い結果となりました。

ショッピングモール「グランエミオ所沢」や、KADOKAWAが運営するポップカルチャー施設「ところざわサクラタウン」、改修された「ベルーナドーム」など、盛り上がりを見せています。

このように、若い世代が興味を持つ話題が続いたことが20代の投票を後押ししたと考えられます。

所沢は「穴場だと思う街ランキング」で第4位にランクインしています。

家賃がリーズナブルで、ショッピング施設や「西武園ゆうえんち」、「所沢航空記念公園」など家族で楽しめそうなスポットも充実しています。

もし所沢に足を運ぶ機会があれば、「ここに住むのはどうかな？」と考えながら街を見てみると色々な発見が生まれるかもしれませんね！

参考資料：リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2023 首都圏版」
※家賃はすべてSUUMO調べ（2023年1月10日時点）

イラスト：vaguely（Instagram/HP）