あまり他人に対して怒りたいと思う人はいないはずです。怒らなくて済むのであれば、そのほうが絶対にいいですよね。でも怒ると一言で言っても、その怒り方には、人それぞれ癖のようなものがあります。あなたの“怒り方の癖”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.キャップ
2.とりの顔
3.ブラシ
4.包丁
1.キャップに見えた人は「静かに何も言わず怒る」
図形がキャップに見えた人は、静かに何も言わず怒るという怒り方の癖を持っているようです。あなたが黙り込んでしまったら、怒っているんだと察知する人が多いのではないでしょうか。怒っているからといって相手に何かを言うよりは、グッと我慢していることが多いかもしれません。
このタイプの人は、周りに気を遣い、感情を抑え込みやすいところがあるでしょう。怒りの感情は特に強く押さえ込もうとしがちではないでしょうか。だからこそ、怒っているときは口を開かないよう黙って静かに怒りが鎮まるのを待っていることが多そうです。
おそらくあなたは、怒ると黙るということが、小さい頃からの蓄積で癖になってしまっているのでしょう。だから、怒っているなら理由を言ってほしいと言われても、なかなか口を開くことができないかもしれません。気持ちが落ち着いてからでないと、うまく話せなくなってしまうでしょう。
2.とりの顔に見えた人は「感情的に泣きながら怒る」
図形がとりの顔に見えた人は、感情的に泣きながら怒るという怒り方の癖を持っているようです。あなたが怒るときには、なぜかいつも涙目になってしまっているのではないでしょうか。感情的になってしまうがあまり、感情が混乱状態になっているかもしれません。
このタイプの人は、天真爛漫で素直な性格をしているでしょう。少し歳の割に若いというか子どもっぽい印象を受ける人が多そうです。そういう人ですので、感情表現もストレートで豊かなのかもしれません。感情を抑えるということは苦手ではないでしょうか。
そのせいもあって、怒るときはいつも感情的に泣きながら怒ってしまっているでしょう。些細なことであれば、そこまではいきませんが、心に溜まっていることが多ければ多いほど、泣きながら怒る感じになってしまいがちかもしれません。
3.ブラシに見えた人は「ネチネチと怒る」
図形がブラシに見えた人は、ネチネチと怒るという怒り方の癖を持っているようです。あなたが怒ると、相手を長い時間拘束し、何度も何度も同じことを言いながら怒ってしまいがちでしょう。相手が素直に謝っても、あなたの気が済むまでは続いてしまいやすいのではないでしょうか。
このタイプの人は、気分の切り替えに時間を要しやすく、一度怒り始めると、なかなか怒りが鎮まらないところがあるでしょう。大きく爆発はしませんが、気が済むまで言い続けようとしがちかもしれません。また何かのきっかけで、また怒りが再燃することも多いのではないでしょうか。
そのせいもあって、怒りがいつまでもじわじわと残ってしまいがちかもしれません。あなたも別にそうしたくてしているわけではないでしょう。もしネチネチ言っていると自分で気がついたら、さっさとその場を離れることが、一番よいかもしれません。
4.包丁に見えた人は「わっと怒ってすぐおさまる」
図形が包丁に見えた人は、わっと怒ってすぐおさまるという怒り方の癖を持っているようです。あなたはまるで瞬間湯沸かし器のように、一気に沸点に達して、大きな声で怒りを露わにしてしまいがちでしょう。でも大きく爆発する分、気持ちが落ち着くのも早そうです。
このタイプの人は、感受性豊かで感情的になりやすいところがあるでしょう。その割に、周りの目を気にして気持ちを抑えようとしがちかもしれません。その反動で、一気に感情が爆発してしまうことが多いのではないでしょうか。
わっと怒るので、あなたのことを怖いと思っている人も多いかもしれません。でもあなたのよいところは、一回怒ったらそれ以上は言わない歯切れのよさでしょう。もし感情的に怒るのが嫌なのであれば、最初の我慢をやめてみると、もう少し落ち着いて怒ることができるかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース