「日本人が多い海外の国」ランキング！1位は断トツで「アメリカ」、では2位と3位は？

テレビ番組などで海外に移住した日本人の生活に密着するという内容を目にしたことがありますか？現在、多くの日本人が国外に移住していますが、その中で日本人が1番多く住んでいる国はどこなのでしょうか？

今回は、外務省のデータ（※）をもとに、皆さんが意外と知らない「日本人が多く住んでいる国」ランキングをご紹介します！1位には予想している方が多いであろう国がランクインしているのであえて“第1位”から発表していきます！

（※）参考資料：外務省「海外在留邦人数調査統計（令和4年10月1日現在）」。在留邦人数調査の対象は外務省のホームページをご確認ください。

第1位はアメリカでした。日系企業の拠点数は全米で約9,000拠点もあるそうです。

その中でも、6万5,044人がロサンゼルス都市圏、3万8,263人がニューヨーク都市圏にいるそうです。ロサンゼルスのあるカリフォルニア州にはAppleやウォルト・ディズニー・カンパニーが本社を構え、ニューヨーク州には金融大手のゴールドマン・サックスやワーナー・ミュージック・グループがあります。

多くの日系企業や世界的大企業があることから、アメリカで働く日本人が多いことが推測されます。

第2位は中国。第1位のアメリカからはグッと人数が減りますが、日系企業が3万拠点超と圧倒的です。

中国に住む日本人の内の3分の1以上である3万6,614人が上海に住んでいるんだとか。

三菱商事やSONYなど、日本の多くの有名企業が上海に拠点を持っているため、アメリカと同様、仕事のために中国にいる方がたくさんいるのでしょう。

第3位がオーストラリアでした。

ビジネスで滞在している方もいらっしゃると思いますが、オーストラリアといえば留学先やワーキングホリデー先として人気ですよね。最近ではアルバイトの時給が日本の数倍もある、というニュースをたびたび目にします。

また、イギリスの経済誌「エコノミスト」が2022年に調査した世界の「住みやすい都市ランキング」では、メルボルンが大阪と並んで10位にランクインしています。住みやすさに魅力を感じてオーストラリアへの渡航を決める方も多いかもしれません。

ちなみに、第4位はタイの7万8,431人、第5位はカナダの7万4,362人でした。

アメリカや中国は予想できた方も多いかもしれませんが、オーストラリアやカナダにここまで多くの日本人が住んでいるのは驚きでしたね！

皆さんには、住んでみたいなと思う国はありますか？

参考資料：外務省「海外在留邦人数調査統計（令和4年10月1日現在）」「海外進出日系企業拠点数調査（2021年調査結果）」