「通勤・通学が長い都道府県」ランキング！同率2位は東京、千葉、では1位は？

みなさんは通勤・通学にどの程度の時間をかけていらっしゃいますか？

職場や学校の近くに住んでいる方は徒歩圏内で短く、通う距離にはこだわらずに住宅環境を選んだ方の中には1時間以上など時間をかけて通勤・通学をしている方もいらっしゃるかもしれません。ちなみに全国の平均時間は1時間19分となっているようです。

今回は総務省の2021年度のデータ（※1）をもとに、都道府県別の平日にかかる通勤・通学平均時間ランキング（※2）をご紹介します！

（※1）総務省統計局「令和３年社会生活基本調査結果」を参照。
（※2）10歳以上の「通勤・通学」をしている人が対象。平日の1日あたりの平均通勤・通勤時間を記載しています。

早速ですが同率2位が2つあり、まずは1時間35分で東京都がランクイン。

電車を利用する方も多いと思いますが、自宅から駅までの徒歩での時間がかかることや、東京の発達した鉄道路線ゆえに乗り換えが強いられることも、通勤・通学の所要時間が伸びる理由かもしれません。

同率2位には、東京に隣接するベッドタウンとして人気のエリアが多い千葉県がランクイン。秋葉原や新宿まで乗り換えなしで通える「総武線」や、開業以来利用者が増加しているつくばと秋葉原をつなぐ「つくばエクスプレス」などが通っています。

東京都・千葉県を抑えた第1位は、神奈川県でした。僅差ではありますが1日あたり1時間40分を通勤・通学に費やしているという結果になりました。

そして実は、4位に埼玉県（1.34時間）がランクインしています。つまり、4位までを首都圏の都道府県が占めているんです。

東京・千葉・神奈川・埼玉と、関東地方に上位が集中していましたね。

ちなみに通勤・通学時間が最も短いのは宮崎県という結果になりました。その時間は56分で、1位の神奈川県とは40分以上の差があります。

みなさんのお住まいの都道府県について気になる方は、ぜひ社会生活基本調査を確認してみてくださいね！

参考資料：総務省統計局「令和3年社会生活基本調査結果」