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「つい やってない?」通勤や家事中の“ながら行動”ランキングトップ3

  • 2023.3.10
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出典:K-Angle/Shutterstock.com

通勤や仕事、家事や勉強などの最中に、音楽を聴いたりテレビを見たりと、つい何か別のことをしてしまうこともあるかと思います。何をするかは人それぞれ、「そういえば無意識にやっているなぁ…」という「ながら行動」があるのではないでしょうか。

今回は総務省の2021年のデータ(※)をもとに、食事や通勤、仕事など主行動の総数における週全体平均の「同時行動」の種類別行動者率ランキングをご紹介します!

なお、同時行動とは、主行動とは別に同時にしていた他の行動のことを指します。

(※)総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 詳細行動分類による生活時間に関する結果」

【第3位】衣類等の手入れ:10.1%

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出典:Pixel-Shot/Shutterstock.com

ここでいう「衣類等の手入れ」とは「衣類の洗濯、アイロンがけ、ボタンの付け替え等」のこと。みなさんも何かの合間にアイロンがけをするなど、他の行動と同時進行で衣類等の手入れをすることがあるのではないでしょうか。

【第2位】テレビ:28.0%

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出典:Paolo De Gasperis/Shutterstock.com

近年はテレビの影響力が弱まった、とも言われがちですが、そんな中でも2位にランクイン。テレビを見ながら、主行動は何をしている方が多いのか見てみると、食事を摂りながらという回答が多い結果となりました。しかし、最近は家にテレビそのものを持たない人の割合の増加や、スマホなどのデバイスの普及による影響からか2016年は42.9%で1位だったのに対し、今回の結果では大きく減少しました。

【第1位】コンピュータの使用:32.4%

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そして1位はコンピュータの使用となりました。ここでいうコンピュータの使用とはパソコンおよびスマホで行う情報検索等で、メール作成などは除外されています。前述の通り、2016年にはテレビが1位だったので、スマートフォンの普及が急速に進んだことが窺い知れます。

スマホをはじめとするコンピューターは、電話やメールなどのコミュニケーションツールとしてはもちろん、動画視聴やSNS利用などでも手放せない存在であるため、今後の調査でも伸長するのではないでしょうか。

「コンピュータの使用」が「テレビ」を上回る

「衣類等の手入れ」「テレビ」「コンピュータの使用」、いずれもみなさん思い当たる「ながら行動」だったのではないでしょうか。

「ながら行動」には、1つのことに集中できないという側面もあるかもしれませんが、限りある時間を有効に使う手段なのかもしれませんね。

ちなみに4位以下には「新聞・雑誌(9.4%)」「ビデオ・DVD(5.2%)」と続きます。手を止めずに目をやれる「ビデオ・DVD」より上の順位という結果は、毎日の家事のひとつである衣類等の手入れを効率よく片付けている表れなのかもしれませんね。


参考資料:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 詳細行動分類による生活時間に関する結果」、総務省公式HP「数字で見たスマホの爆発的普及(5年間の量的拡大)」
※記事内の画像はイメージです