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「バス代の支出金額が多い都市」ランキング!3位「奈良市」2位「川崎市」を抑えた1位は?

  • 2023.3.9
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出典:BLUR LIFE 1975/Shutterstock.com

みなさんは移動手段に何を使うことが多いですか?

通勤や通学には電車を使っているけど、自宅が駅から離れている方や、お住まいの地域内でのちょっとした移動には「バス」を使っているという方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなバスに注目したランキングをご紹介!

総務省の調査(※)から令和3年のバス代の支出金額の多かった県庁所在地ランキングをご紹介します。ちなみに全国平均は1,880円となっています。

(※)総務省「家計調査(家計収支編)」より。2人以上の世帯を対象に、1世帯当たり品目別年間支出金額の2020年〜2022年までのバス代の年間平均支出金額を参照しています。対象となる都市は都道府県庁所在市以外の政令指定都市(川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市)を含みます。

【第3位】奈良市:年間5,660円

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出典:Benny Marty/Shutterstock.com

第3位は奈良市でした。奈良市には「奈良公園」や「興福寺」など、また周辺にも観光スポットが多くあります。みなさんも修学旅行などの際に、バスで奈良の観光地を巡った経験があるのではないでしょうか。

奈良市東部には鉄道が存在せず、バスのみの運行となっていることも、バスに使う金額の平均が高くなる1つの理由かもしれませんね。

【第2位】川崎市:5,821円

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出典:yoshi0511/Shutterstock.com

奈良市とは僅差ですが、第2位には川崎市がランクイン。バスの多い都市ということもありますが、アクアラインを経由し木更津アウトレットなどがある千葉県の木更津までを結ぶバスも運行していることから利用している方が多いのかもしれません。

【第1位】長崎市:7,437円

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出典:Niradj/Shutterstock.com

2位以下に大差をつけた長崎市が1位という結果でした。

これほどの額になった要因には、長崎市の地形が挙げられるかもしれません。

長崎市は平成元年に「国際斜面都市会議」を開催したほど、斜面が多いそう。そのような急坂を自転車で登るのを避け、バスを利用している方が多いのかもしれません。ちなみに、同じ家計調査によると、タクシー代も長崎市は7,740円と第2位という結果となりました。

1位は長崎市でした!

いかがでしたか?

2位以下と圧倒的大差をつけた長崎市の結果に、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

みなさんのお住まいの地域のバス代が気になる方は、ぜひ「家計調査」に目を通してみてくださいね!


参考資料:総務省統計局『家計調査 家計調査年報(家計収支編)』(2020年〜2022年)、長崎市公式HP『長崎市「さかんまち」への取り組み』