皆さんは、子どものころ何か習い事をしていましたか?
厚生労働省の2021年の調査によると、なんと当時小学5年生だった子ども2万3,216人のうち86.8%が習い事か学習塾に通っていたというから驚きですよね。
さて、多くの子どもが習い事をする中でも、どの習い事が人気なのでしょうか?
2021年に小学5年生だった子ども2万3,216人のうち、やっていた割合が高い習い事をランキング形式でご紹介します!
※「学習塾(計算・書き取りなどのプリント教材教室を含む)」「家庭教師」「通信教育」「習い事等をしていない」「その他」「不詳」を除く
第5位:サッカー 10.3%
老若男女問わずファンが多いスポーツであるサッカーが第5位となりました。
サッカー選手は小学生のなりたい職業としても人気なので、将来の夢をかなえるべく練習を頑張っている子も多いでしょう。
学校以外での友だちが増え、みんなで協力することの大切さも勉強できそうですね。
第4位:習字(硬筆を含む) 16.4%
きれいな字を書けることは一生もののスキルと言っても過言ではありません。
昇級・昇段試験がある教室もあり、合格すれば貴重な成功体験として自信を持つきっかけになるでしょう。
さらに、とめ・はね・はらいを丁寧に書く必要があるため、集中力も身につきます。
第3位:英会話(他の外国語を含む) 18.1%
学校でも英語の授業がありますが、英会話教室での学習をプラスすることで、さらに学びが深まります。
大人の皆さんの中にも「中学校や高校の英語の授業が苦手だった」という方がいらっしゃると思いますが、小さいころから英語に触れることで、英語への心理的なハードルを下げることができます。
また、外国の文化や習慣を知ることもでき、視野を広げることにもつながります。
第2位:水泳 21.7%
水泳は運動量が多いスポーツなので、泳いでいるうちに筋力や体力がつき、呼吸をコントロールする必要があるため、心肺機能も向上します。
水泳では、クロールの次は背泳ぎ、その次は平泳ぎ、といったよう次々とに新しい泳ぎ方を習います。
できなかったことができるようになる喜びと、次の課題にどんどん挑戦していく姿勢を得ることができるというのもメリットですね。
第1位:音楽(ピアノなど) 21.9%
約5人に1人の子が通っていたのが、音楽の習い事!
ピアノは習い事の定番ですが、ピアノが弾けると学校で合唱などをする際の伴奏者として大活躍しますよね。
他にも、バイオリンやギター、さらに歌のお稽古に行っている子もいるでしょう。
音楽を通して表現する楽しさを経験することができるのが魅力の習い事です。
お子さんが楽しめる習い事が見つかるかも!
運動系と文化系の習い事が半分ずつランクインしていました。
習い事をすることで、学校では伸ばしづらい部分を伸ばしていけたら素敵ですよね。
お子さんが何か習い事をしたいと言ってきたときは、このランキングの中から提案してあげるといいかもしれませんよ!
参考文献:厚生労働省「令和3年第11回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)第27表 子ども数・総数に対する割合,市郡、同居者の構成、習い事等の種類(複数回答)別」