「平均年収の高い都道府県」ランキング！3位「愛知県」2位「神奈川県」を抑えた1位は？

人の収入を聞くのは失礼とされることですが、やっぱり気になってしまうのが性…。

自分の周りの方に聞くことはなかなかできませんが、政府から発表されているデータで、各都道府県の年収を知ることができるんです。

今回は2019年の総務省の統計から、平均年収の高い都道府県をランキング形式でご紹介します！

世界に誇る日本企業であるトヨタ自動車の本社がある愛知県が第3位です。

他にもプリンターで有名なブラザー工業や、自動車部品メーカーのデンソーなど、大手企業が本社を構えています。

また、愛知県は製造品の出荷額が日本一の都道府県でもあり、ものづくりの仕事をしている方が多いことがうかがえます。

港町として日本の経済をけん引してきた神奈川県が第2位です。

日産自動車や富士通などが神奈川県の代表的な企業として挙げられ、神奈川県も愛知県同様に製造が盛んな県です。

ただ、神奈川県は物価も全国で2番目に高い県なので、収入が高くても、自由に使えるお金が多いというわけではなさそうです。

日本の首都である東京が第1位でした！

多くの企業が本社を構え、経済の中心として機能する都市。最低時給も1072円と全国トップです。

ただし、物価の高さも日本一で、特に家賃の平均が約8万円と、他の都道府県に比べて非常に高くなっています。

東京での暮らしは、収入が多い分、支出も多いと言えそうです。

年収が最も少ない都道府県は沖縄県でした！

JTB沖縄やスカイツアーズなどの旅行会社が多くあり、観光産業が盛んなのが特徴です。

第1位の東京都と比べると収入が少ないように思えますが、家賃や物価が安いので、収支のバランスを考えると、東京都も沖縄県もそんなに変わりないのかもしれません。

同じ日本でも都道府県によって違いがあるというのはおもしろい事実だったのではないでしょうか。

トップ3の額だけを見ると「高くて良いな」と思うかもしれませんが、大都市は家賃や物価が高いため、必ずしも実入りが良いというわけでもなさそうです。

引っ越しや転職を考えている方は、各都道府県の年収も参考にしてみてくださいね！

参考資料：2019年全国家計構造調査、令和3年経済センサス－活動調査結果、平成30年住宅・土地統計調査（総務省統計局）、地域別最低賃金の全国一覧（厚生労働省）