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「世界遺産が多い国」ランキング!3位「ドイツ」2位「中国」を抑えた1位は?

  • 2023.2.15
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画像:Vladimir Zhoga/Shutterstock.com

日本や外国の歴史や文化を知るうえで欠かせないのが世界遺産。日本には世界遺産が25件(文化遺産20件、自然遺産5件)あり、世界で11番目に世界遺産が多い国となっています。

修学旅行などで日本の世界遺産である京都の「古都京都の文化財」や、広島の「厳島神社」を回ったことのある方も多いかもしれません。

では、世界でもっとも世界遺産の多い国(※)はどこなのでしょうか。

ランキング形式でご紹介いたします。

(※)紹介するランキングは2022年5月時点。外務省ホームページを参照しています。

第4位(同率):スペイン 49件

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画像:TTstudio/Shutterstock.com

スペインといえば「サグラダ・ファミリア」を思い浮かべる方も多いと思いますが、その他6つの作品と合わせて「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。

他にも、教会やイスラム建築、古代ローマ帝国時代の旧市街など、スペインの歴史をなぞることができる世界遺産がたくさんあります。

第4位(同率):フランス 49件

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画像:canadastock/Shutterstock.com

「モンサンミシェル」や「ヴェルサイユ宮殿」といった、耳なじみのある世界遺産が多数あるフランス。

キリスト教とのかかわりが深い国でもあるため、「ノートルダム大聖堂」などの聖堂も多く世界遺産に登録されています。中世ヨーロッパの特徴的な建築が残っており、建築好きの方にはたまらない国だと言えるでしょう。

第3位:ドイツ 51件

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画像:Krolli/Shutterstock.com

世界遺産のひとつに「ベルリンのモダニズム集合住宅群」という場所があります。ここ、実は現在でも人が住んでいるというから驚きです!

この集合住宅は1910年代~1930年代に、当時の住宅不足と生活環境を改善するために一流の建築家たちが作ったもので、100年近く経った現在でも、賃貸・分譲共に人気が高いそうです。建築家たちの英知が詰まった住宅は、今でも快適に住める設計になっているんですね!

第2位:中国 56件

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画像:SJ Travel Photo and Video/Shutterstock.com

中国の世界遺産は「万里の長城」や「シルクロード」などが有名です。また、多民族国家であるため、少数民族が作り出した遺産があるのが特徴的で、各民族の生活や文化を垣間見ることができます。

自然遺産の登録件数も多く、日本でも大人気のジャイアントパンダが生息している四川省の保護区群などが世界自然遺産として登録されています。

第1位:イタリア 58件

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画像:Viacheslav Lopatin/Shutterstock.com

古代の大帝国であるローマ帝国やその後の神聖ローマ帝国などがあったイタリア。「コロッセオ」やピサの斜塔がある「ピサのドゥオモ広場」など、誰もが知る世界遺産の宝庫です。

また、フィレンツェは街の広い範囲が世界遺産となっていて、「屋根のない博物館」という呼び名を持つほどの美しさなんです。

さらに、ローマの中にある「バチカン市国」は、国そのものが世界遺産に登録されています。

人生で1度は見てみたい!

世界遺産に認定されるのは「顕著な普遍的価値」を有しているもの。

何百年、何千年前の人たちも、現代のわたしたちと同じようにこれらの建築や施設に価値を感じていたのかなと思うと、なんだか素敵ですね。

海外旅行に行かれる際は、気になった世界遺産を回ってみてはいかがでしょうか。


参考:外務省「キッズ外務省 世界いろいろ雑学ランキング 世界遺産の多い国」(2022年5月時点)、unesco World Heritage Convention、イタリア・フィレンツェの歩き方、ダイヤモンド・オンライン「「屋根のない美術館」の名所からグルメまで」