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「陸でなし」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.2.25
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人の性格や特徴を表す言葉はたくさんありますよね。

「真面目(まじめ)」「素直(すなお)」「細やか(こまやか)」などなど…みなさんは、人からなんと言われていますか?

さて今回は、その中から「陸でなし」をご紹介します。いったい、なんと読むのでしょうか…?

「陸でなし」の読み方!

「陸」は「陸地(りくち)」や「陸上(りくじょう)」を筆頭に「りく」と読むことがほとんどですよね。むしろ、それ以外の読み方なんて思い浮かばない…そのような方がほとんどかもしれません。

しかし、残念ながら「陸でなし」の読み方は「りくでなし」ではないんです!

一方で、「あれ、ひらがなにしてみたら、あの言葉に似ているような…?」そうお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれません。

「りくでなし」を1文字変えるだけで、正解にたどり着けますよ。

…そう、正解は「ろくでなし」でした!

「陸でなし」について

「ろくでなし」という言葉を聞いたことはあるけれど、まさか漢字で書けるなんて思ってもいなかった…そのような方も多いかもしれません。

しかも「陸でなし」と書くなんて、ちょっと意外ですよね。ちなみに、ほかの漢字で「碌でなし」と書くこともできますよ。

さて、それではこの言葉の意味を辞書で確認してみましょう。

(「碌」はあて字) 人がまともでないこと。また、その人。役に立たないのらくらもの。道楽者。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

ちなみに「陸」には、もともと「ろく」という読み方があります。

漢字に詳しい方、もしくは数学がお好きな方ならば「大字(だいじ)」をご存知かもしれません。こちらは「漢数字の一、二、三などのかわりに用いる壱、弐、参などの文字」になります(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

「陸」のほかには、上記の「壱(いち)」「弐(に)」「参(さん)」のほか、「肆(し)」「伍(ご)」「質(しち)」「捌(はち)」「玖(きゅう)」「拾(じゅう)」がありますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「陸でなし」は「ろくでなし」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね!