【Excel】「もっと早く知りたかった…」【Ctrl+G】はグラフ入力に役立つ便利ワザ！

データを入力していると表のなかで空白が点在する場合があります。わざわざ「0（ゼロ）」や「ー（ハイフン）」を入力するのは面倒です。そこでオススメしたいのが、面倒な作業を一瞬で終わらせることができる「Ctrl＋G」というショートカットキー。便利な機能なので是非この機会に覚えてみてください！

今回紹介する「Ctrl＋G」はジャンプ機能を活用するショートカットキーです。そのジャンプ機能とは、指定したセルへ素早く移動する機能で、位置が離れたセルや別シートのセルにもスムーズに移動できます。

移動するセルには任意のセルだけでなく、定数が入力されているセルや数式が入力されているセル、オブジェクトにも移動可能です。そして空白のセルへも移動が可能です。

それではさっそく空白のセルを一気に埋める方法を紹介していきましょう。アイコンからジャンプ機能にアクセスすることも可能ですが「Ctrl＋G」というショートカットキーを使用したほうが、かなり速く操作できるので、キーボードを活用しましょう。

［空白を一気に埋める方法］

1.表全体を選択

2.「Ctrl＋G」を押し、「セル選択」をクリック

3.「空白セル」にチェックを入れ、OK

4.「空白セル」が選択される

5.空白に入れたい数字などを入力したら、同じ値を一括入力するショートカットキー「Ctrl＋Enter」を押す

6.完成

また、検索と置換ダイアログボックスからも空白セルを変換することが可能です。

［空白を一気に埋める方法］

1.「Ctrl＋H」を押して、検索と置換ダイアログボックスの「置換」タブを表示

2.「検索する文字列」は空白のままで、「置換後の文字列」に入れたい数字を入力し、「すべてを置換」をクリック

3.完成

スピード自体はこちらのほうが速いかもしれませんが、まだジャンプ機能を使いこなせていない方は、慣れる意味でも「Ctrl＋G」をオススメします。

ジャンプ機能を使用する場面がイマイチよくわからないという方がいると思いますが、実はデータを入力するうえで、みなさんが思っている以上に出番が多く、そして役に立つ操作方法なんです。是非この機会にジャンプ機能も使いこなせるようになってみてはいかがでしょうか！

ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集：TRILLニュース