不安な気持ちを抱えるのは、居心地も悪いですし、できれば避けたいですよね。もし、自分がどういうことに不安を感じやすいのかをわかっていれば、不安を解消しやすくなるかもしれません。あなたが“不安になりやすいこと”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.指輪
2.ドアノッカー
3.つり革
4.鼻輪
1.指輪に見えた人は「大切な人との別れ」
図形が指輪に見えた人が不安になりやすいのは、大切な人との別れかもしれません。まだ何か起こったわけでも別れたわけでもないのに、いずれ訪れる別れを感じて不安になっていたりするのではないでしょうか。
このタイプの人は、人とのつながりをとても大切にしている人でしょう。あなたにとって大切な人はたくさんいるのではないでしょうか。その大切な人ひとりひとりとの別れを予期するたびに不安になって気持ちが落ち込んでしまったりしがちかもしれません。
別れを不安に感じるのは、それだけあなたが大切な人とよい時間を過ごしているせいでしょう。不安に感じたなら、今一緒にいる時間をより一層大切に過ごしてみるとよいかもしれません。先のことは誰にもわかりませんが、今はまだ大切な人との時間を過ごせるはずです。
2.ドアノッカーに見えた人は「新しい人との出会い」
図形がドアノッカーに見えた人が不安になりやすいのは、新しい人との出会いかもしれません。何か新しい出会いがあるときに、不安を感じて気持ちが億劫になってしまうのではないでしょうか。ワクワクする反面、避けたいような気持ちに駆られているかもしれません。
このタイプの人は、人見知りなところがあり緊張しやすい人でしょう。慣れた人でも、久しぶりに会うときは不安になってしまうのではないでしょうか。話がちゃんと続くか、楽しい場にできるかなど、色々な細かい心配事が不安に繋がっていってしまっているようです。
新しい人との出会いで不安になるのは、あなたが相手とよい関係を築きたいと思っているからでしょう。あなたのそういう気持ちはきちんと態度に出ているはずです。もしうまくいかないのであれば、それは相手がそもそも仲良くしようと思っていないからであって、あなたのせいではないはずです。
3.つり革に見えた人は「先が読めない状況」
図形がつり革に見えた人が不安になりやすいのは、先が読めない状況かもしれません。ここからどうなっていくのかが全く見えないときに不安になり動揺してしまいやすいのではないでしょうか。何か今できることがないのかと落ち着かない気持ちを抱えてしまっていそうです。
このタイプの人は、用意周到な人でしょう。どんな状況でも対処できるよう常に準備しているところがあるのではないでしょうか。先を考えて行動するのが常になっているため、先が読めないとなると、どうしたらいいかわからなくなってしまいがちかもしれません。
先が読めないときは、あまり先のことを考えないほうがよさそうです。おそらく考えれば考えるほど、泥沼にハマってしまうような感覚になり、余計に不安になってくるでしょう。あなたならきっと対処できますので、先のことは考えず今に気持ちを集中するとよいでしょう。
4.鼻輪に見えた人は「人前に立つこと」
図形が鼻輪に見えた人が不安になりやすいのは、人前に立つことかもしれません。人前に立ってプレゼンテーションしなければならない状況が近づいてくると、だんだん不安感が増してきてしまうのではないでしょうか。
このタイプの人は、目立つことが苦手で緊張しやすいところがあるでしょう。みんなに見られていると思うと、あがってしまい、声がうわずったり冷や汗をかいたりするのではないでしょうか。どれだけ準備していても、頭が真っ白になることもありそうです。
そういう経験があるせいで、余計に人前に立つことに不安を感じやすいのかもしれません。こればかりは場数を踏むしか対処のしようがないかもしれません。少ない人数から少しずつ上手にできる経験を積むことで、不安になりにくくなっていくのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース