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iPhoneの“ショートカット”活用してる?カンタンにできる設定方法を解説

  • 2023.9.14
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pcruciatti/shutterstock.com

iPhoneで行う複数の動作を自動化してくれる“ショートカット”ですが、イマイチ使い方が分からないという方が多いのではないでしょうか?実は「アプリを開いてみたけど登録の仕方が分からない…」という方がほとんどだったりします。

そこで今回は、基本的なショートカットの説明から、登録しておくと便利な活用方法まで詳しくご紹介していきます!

そもそも、ショートカットって何?

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A_B_C/shutterstock.com

iPhoneに標準搭載されているショートカットとは、iPhoneの基本的な機能や操作を自動化して、ワンタップもしくはSiriに呼びかけることにより実行してくれるものです。メニューは「マイショートカット」「オートメーション」「ギャラリー」に分かれています。

マイショートカット

自分が追加したショートカットが表示されます。アイコンをタップすると登録した操作が実行されます。

オートメーション

特定の時間や場所、アクションなど、設定した条件になると、わざわざ操作することなく実行してくれます。例えば、毎朝9時に現在地の天気予報をアプリで表示するといった感じです。

ギャラリー

オススメのショートカットやオートメーションが表示されています。また普段よく使用しているアプリのショートカット例が表示されています。「必須ショートカット」「朝の日課」などの例もあるので、まずは1から作成するのではなく、ショートカット例をアレンジしてみるといいでしょう。

実際に作ってみる

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GaudiLab/shutterstock.com

前述したとおり、初心者はショートカットを1から作成するのは結構難しいです。まずはあらかじめ用意されているショートカットをところどころ変更して登録するのがおすすめです。

それでは、例としてギャラリーの「クイックショートカット」にある「自宅への経路」を登録してみましょう。

1.[ショートカット]を起動し「ギャラリー」をタップ

2.「クイックショートカット」の横にある「すべて表示」をタップ

3.「自宅への経路」をタップし、自分の住所を入力

4.使用する地図アプリを選択し「ショートカットを追加」をタップ

これでわざわざ住所を入力することなく、ワンタップで自宅への経路が表示されます。アイコンをホーム画面に表示させたり、Siriからハンズフリーで操作することもできて便利です。

ちなみに、この例で紹介したのはあくまで初歩中の初歩です。さらにメッセージで連絡したりSNSを使ったりなど複数のアクションをワンタップで行うことも可能なんですよ!

おすすめのショートカット

スマホのキーボードを使用しないで音声をテキスト化することができるショートカット。精度自体はそこまで高くありませんが、いちいちメモを起動したり、紙とペンを出す必要もなくなるのでかなり便利です。

1.[ショートカット]起動し「マイショートカット」右上にある「+」をタップ

2.検索窓に「音声」と入力し「テキストを音声入力」をタップ

3.[設定]でキーボードの「音声入力」がオンになっていることを確認

4.再び検索窓で「共有」と入力し、アクションに表示された「共有」をタップ

5.上部に表示されている「共有」をタップ、名前をつける

6.作成したショートカットを長押し、「共有」を選択、「ホーム画面に追加」をタップ

これでワンタップで音声メモがとれるようになります!メモが終了したらiCloudやメールなどを選択して保存ができます。

おすすめのオートメーション

充電を長持ちさせるため、バッテリー残量が少なくなると自動で低電力モードがオンになります。iPhoneの純正の節電機能でも電池消費を抑える機能もありますが、Wi-FiやBluetoothなどの接続をオフにすると、より省電力になります。

1.[ショートカット]起動し「オートメーション」右上にある「+」をタップ

2.「個人用オートメーション」をタップ

3.「バッテリー残量」をタップ

4.任意のバッテリー残量を指定し、「○○%より下」をタップ

5.「いつ」というトリガーが決まったら、「行う」というアクションに移り、検索窓から「Wi-Fiをオフ」「Bluetoothをオフ」「画面の明るさを5%」「低電力モードをオン」「おやすみモードをオン」にする

これでバッテリー残量が20%を下回ると自分で作成した省電力モードが自動で発動します。ただし、バッテリー残量が増えても自動で省電力機能がオフにならず、手動で切り替える必要があります。

めんどうに感じる方は、例えば50%に回復した時点で省電力機能がオフになるように登録しておくのもいいでしょう。

使っていないのがもったいない!

ショートカットと同時に、普段あまり使っていないSiriの出番も増えるかもしれません!まだショートカットを使用していない方はこの機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

※記事内の画像はイメージです
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
編集:TRILLニュース