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「糾す」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.19
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「糾弾(きゅうだん)」や「糾明(きゅうめい)」などで使う「糾」という字。

問いただすことを意味する言葉に使われることの多い「糾」は「きゅう」と読むことが一般的です。

今回ご紹介する漢字は「糾す」。「○○す」と、ひらがな2文字が入りますよ。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「糾す」の読み方!

では、早速「糾す」の読み方を発表します。

最初のヒントは「罪を糾す」「疑惑を糾す」のような使い方をすることが多いでしょう。「糺す」と書くこともありますよ。

そろそろ読み方はわかりましたか?最後に1つヒントを出しましょう。

厳密には意味が少し異なりますが、「正す」と同じ読み方です。

ここまで来たらもうわかりましたね!

正解は「ただす」でした!

「糾す」の豆知識

今回の「糾す」と「正す」、「質す」、いずれも「ただす」と読みますが、それぞれの違いはご存知ですか?

「糾す」

厳しく取り調べて物事の理非を明らかにする。また、本源までさかのぼって罪過や過誤を追及する。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1054

 

「正す」

①誤りや不適切なところをなおす。正しくする。
②ゆがみや乱れなどをきちんとなおす。特に、改まった真剣な顔つきになる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1054

 

「質す」

質問して確かめる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1054

 

でした!

「糾す」は罪を明らかにするときに、「正す」は正しい状態にするときに、「質す」は質問して内容を確かめるときに使う言葉です。

同じ読みでも意味が異なるのは、日本語ならではの特徴ですね!

まとめ

いかがでしたか?

「糾す」は「ただす」と読みます。

罪を明らかにするときは、こちらの「糾す」を使いましょう。ほかに「ただす」と読む言葉には「正す」や「質す」などがあるので、しっかり使い分けたいですね!


※2021年4月23日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。