「終に」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

「宿題が終わらない」「最終電車に間に合わない」など、「おわる」という意味をもつ「終」。

計画的に進められず、夏休みの宿題を最後の日に慌てて終わらせた経験がある方も多いのではないでしょうか。

さて、今回ご紹介する漢字は「終に」。

一体なんと読むのかわかりますか？

「終に」の読み方！

では、早速「終に」の読み方を発表します。

ヒントは「やっと」や「とうとう」という意味の言葉です！

「終に宿題を片付けた」「終に目標を成し遂げた」といった使い方をすることが多いでしょう。

そろそろわかりましたか？

正解は「ついに」でした！

「終に」の豆知識

「終に（ついに）」は、次のような意味をもつ言葉です。

長い時間やさまざまな経過を経て、ある結果に達するさま。とうとう。

出典：北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店（2017年4月1日版）p.1129

 

何かをやっと成し遂げたときに使う言葉ですね。

「終に」は、ほかに「遂に」「竟に」とも書けます。

「終」は編み物をしている糸の末端を止めた形からできた漢字とされています。糸の末端＝糸のおわりの部分であることから「おわり」という意味になりました。もともとは「冬」の字が糸の末端を意味する漢字でしたが、次第に「冬」は季節を表す語として使われるようになります。そのため糸へんをつけたした「終」が新たに作られ、こちらが「おわり」の意味で使われるようになったとされています。

まとめ

いかがでしたか？

「終に」は「ついに」と読みます。

「終におわった！」と汗を流さなくて済むように、物事は日頃から計画的に進めておきたいですね！

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