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「効う」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.4
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今回ご紹介する漢字は「効う」。

「効果」や「薬効」などでお馴染みの「効」という字ですが「効う」という使い方もあります。

なかなか見ない使い方ですが、答えを見れば、あなたも一度は聞いたことがある読み方のはず。

一体なんと読むのかわかりますか?

「効う」の読み方!

では、早速「効う」の読み方を発表します。

「こうう」と読んだ方は、不正解!

「効う」は動作を表す言葉。ヒントは「何かを真似して行う動作」です。

「前例に効う」「伝統に効う」などの使い方をします。

この場合は「効う」よりも「倣う」の字を使うことが多いでしょう。

そろそろ読み方が分かってきたころでしょうか?

そう!正解は「ならう」でした!

「効う」の意味は?


では「効う(ならう)」とは、いったいどのような意味なのでしょうか。

「効う」は「倣う」と同じ意味なので、「倣う」の意味をご紹介します。

すでにある物事をまねてそのとおりにする。手本としてまねる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1305

 

真似することを「効う」と言うのですね。

参考までに、よく使うことの多い「習う」は次の意味です。

知識・技術などの教えを受ける。教わる。また、教わったことを繰り返し練習して身につける。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1305

 

「習う」は何かを学ぶときに使う言葉ですね。

「効」はもともと、曲がった矢じりを正しく直す意味からできた漢字です。

曲がった矢じりを打って正しい形にならうことから「効」が「ならう」の意味をもつようになりました。

ちなみに「交」が矢を、「力」が打つことを表しています。

正しい形になる→正しい結果が得られることから「効す(いたす)」とも読みます。

まとめ

いかがでしたか?

「効う」は「ならう」と読みます。

何かを学ぶときに使う「習う」とは違い、物事をまねるときに使う言葉です。

「効う」を使うことはめったにありませんが、「倣う」の漢字を目にしたときはぜひ「効う」も思い出してみてだくださいね!


※2021年4月23日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。