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「工む」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.29
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今回ご紹介する漢字は「工む」。

「工場」や、「工務店」など日常生活で目にする機会も多い、お馴染みの簡単な漢字ですよね。

そんな「工」という字に、送り仮名「む」が付くと、一体何と読むのでしょうか?

「工む」の読み方!

では、早速「工む」の読み方を発表します。

「こうむ」と読んだ方は、実は不正解……!

スペシャルヒントは「巧む」。こちらが別表記です。これを見て答えを思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「たくむ」でした!

「工む」の意味は?

では、改めて「工む」の意味を調べてみましょう!

人為的にある効果をねらって何かをする。「巧まざる〔=言葉や行動に自然に現われる〕ユーモア」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.943

 

というわけで、創意工夫を意味する言葉のようです。

ちなみに似たような言葉で「企(たくら)む」という言葉がありますが、こちらの意味は……。

〔「巧む」と同源〕よくない計画を考える。「△荒稼ぎ(大もうけ・陰謀・襲撃・世界征服)をー」②自分の属する陣営に有利な計画を考える。「△騒ぎを起こそうと(廃止を阻止しようと・危険からの脱出を)ー/△大増税(改憲)をー」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.943

 

同じ起源を持つ言葉とのことですが、「悪企み」という表記ではなく「悪巧み」が正解なので気をつけてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「工む」は「たくむ」と読みます。

ぜひ、この機会に「工む」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!


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