「熟れる」は「うれる」以外に何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

皆さんは「熟れる」という字の読み方が分かるでしょうか？果物や野菜の状態を表すときに使う「うれる」と一般的には読みますよね！ちなみに「熟れる」は「うれる」のほかに「なれる」とも読むことができます。

ですがもう一つ、全く異なる読み方をすることがあるんです。

ではいったいなんと読むのでしょうか？

それでは正解を発表します！

正解は「こなれる」でした！

さっそく「熟れる（こなれる）」の意味を辞書で調べてみましょう！

「こなす」ことができた状態になる。「年とともに芸がこなれてきた／彼も苦労したと見え、最近は大分こなれて［＝角が取れて］来た／こなれた［＝①分かりやすい。②完成度の高い］文章」

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.552

また、一般的な読みの「熟れる（うれる）」の意味は…

［果実などが］熟す。実る。うむ。「野苺の実が、真っ赤に熟れている」

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.143

でした。

表記は同じでも、読み方や意味がまったく異なるので、前後の文脈から推測する必要がありそうです。

いかがでしたか？

「熟れる（こなれる）」のように、表外読みといって特別な読み方をする漢字が他にも沢山あります！

気になった方は是非調べてみてくださいね！

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