「転寝」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

「転（てん）職」や「転（ころ）ぶ」など、普段目にする機会の多い「転」という漢字。

しかし、「寝」という字をつけた「転寝」となると読めるでしょうか？実はこの「転寝」ですが、上記の読み方とはまったく違うものなんですよ。

いったいなんと読むのでしょうか？

まずはヒントから。仕事から帰って疲れていると、寝室まで行くのも億劫になってしまって、ついついこれをやってしまいがちです。

「う○○ね」と読みますよ。

もうおわかりでしょうか…。それでは正解を発表します！

正解は「うたたね」でした！

さっそく「転寝（うたたね）」の意味を辞書で調べてみましょう！

寝るとはなしに寝ること。寝床に入らないで、思わず知らずうとうと眠ること。

出典:北原保雄・久保田淳ら編、日本国語大辞典第二版第二巻（2001年2月20日第1刷）P267

寝室ではなく、ついついソファに横たわったままうとうと眠ってしまった…そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、「転（うたた）」の意味ですが、

①状態がどんどん進行していっそうはなはだしくなる意を表す。いよいよ。ますます。なおいっそう。うたうた②状態の異常さに心を動かす意を表わす。いやな気を起こさせるように。意外にも。ひどく。変に。

出典:北原保雄・久保田淳ら編、日本国語大辞典第二版第二巻（2001年2月20日第1刷）P267

とありました。

いかがでしたか？

ついついしてしまう「転寝（うたたね）」は、とっても気持ちが良いものですが、これから夏の時期に冷房をつけっぱなしのまま朝まで寝てしまって風邪をひいてしまった…なんてことのないように気をつけましょう！

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