「都て」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

「水の都」といえば、ベネチア。水路が張り巡らされた街中では、多くのゴンドラが行き交っています。

車や自転車の代わりにゴンドラが走る街並みを見るだけで、蒸し暑い空気もどこかへ吹き飛びそうですよね。

さて今回ご紹介するのは「都て」。

「東京都」や人名でも見慣れた「都」という漢字ですが、「都て」となると一体なんと読むのかわかりますか？

では、早速「都て」の読み方を発表します。

「水の都」のように「みやこ」と使うことも多いですが「みやこて」は間違いです。

ヒントは「全部」という意味を表すときに使う言葉です。

ほかの漢字だと「全て」や「総て」、「凡て」と書くこともあります。

そろそろ正解が分かってきたころでしょうか。

正解は「すべて」でした！

「みやこ」や「と」という読みで使うことの多い「都」の漢字。「すべて」という意味で使うことは、あまりありませんよね。

「都」はもともと、土で作った垣に囲まれている集落のことを意味し、「者」が土の垣を表し、右側の「おおざと」が城の中にいる人を表しているとされています。

集落は人が大勢集まっていることから「みやこ」という意味をもつようになりました。

さらに「人が大勢いる」ことから「すべての人がいる」ことを意味し、「すべて」という意味ももつようになったと言われています。

いかがでしたか？

「都て」は「すべて」と読みます。

大勢の人がいることから転じて「すべて」の意味をもつようになりました。人が集まるところを指す言葉なので「都会」や「都市」などの意味もあるのですね。

今後も難読漢字クイズを出題していくので、ぜひお楽しみに！

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