1. トップ
  2. [京都府京都市]昼下がりの中心街で、自然派ワインとフランス菓子やこだわりのフルーツパフェを「Lilou(リル)」

[京都府京都市]昼下がりの中心街で、自然派ワインとフランス菓子やこだわりのフルーツパフェを「Lilou(リル)」

  • 2026.11.8

名物のタルトタタンと自然派ワインのマリアージュを堪能

「タルトタタン&バニラアイスクリーム」に赤ワインを合わせて。

2020年10月にご紹介した京都・先斗町「Lilou(リル)」が、今年7月に移転オープン。新しい場所は、阪急電鉄京都線・烏丸駅、京都市営地下鉄烏丸線・四条駅から南西に徒歩約5分。四条通の1本南、綾小路通に面した路面店です。向かいは、京都市中最大級で、築156年の京町家の重要文化財「杉本家住宅」。

午後3時からオープンするお店のテラス席で、昔ながらの京格子や犬矢来、2階の土塗りのむしこ窓を眺めながら、スイーツと自然派ワインをゆったり味わえるのが、新店舗の魅力のひとつです。

店内。カウンター6席とテーブル4席。テラス席あり。カウンターにケーキとワイン。グラスワインは、シャンパン、白3種、赤3種、たまにロゼもスタンバイ。1,500円前後。

店内はカウンター6席とテーブル4席。

パティシエールでソムリエールの店主・宮﨑協子さん。

「2015年10月10日のオープンで、今年、11周年を迎えました。新しい場所で、これからも大好きなワインとスイーツでお客様をお迎えしたいと思います。新しいお店は、外国からのお客様も多く、英語でていねいに説明しています」と、店主・宮﨑協子(かなこ)さん。

スイーツは全て協子さんの手作り。

イートインの「タルトタタン&バニラアイスクリーム」1,500円。オススメのワインは、アルザスのガメイの赤ワイン(グラス1,400円)。

自慢の定番スイーツは「タルトタタン」。紅玉など酸味のある品種のリンゴを薄く切って何層にも重ねて焼き、さらにパートプリゼを乗せて焼き上げたもの。イートインでは、バニラビーンズたっぷりの自家製バニラアイスクリームと一緒に供されます。茶色い地味な見た目ですが、食べるとリンゴの甘酸っぱさが広がる、さわやかでリッチな味わい。「合わせるのは、アルザスのガメイの赤ワインを」と協子さん。

「ガトーショコラ」。イートインはバニラアイスクリーム添え1500円。チョコのコクとほろ苦さを楽しむ大人味。

「ガトーショコラ」もイートインではバニラアイスクリーム添えで。芳醇なチョコの香りと深いコクに赤ワインと合わせるのが、ここでのおすすめ。コーヒーや紅茶を合わせるのとは違った味わいが楽しめます。

協子さんが作るのはフランスの伝統菓子。「タルトタタンは、銀座の資生堂が経営するロオジエで研修した時にジャック・ボリー氏から教わったレシピです」。1月には、「ガレット・デ・ロワ」で、お店はフランスの新年のお祝いムードになるそう。

季節のフルーツがぎっしり! パフェも外せない

季節のフルーツパフェ「イチジクと洋梨」2,500円。洋梨のソルベとバニラアイスクリームを添えて、アクセントはイチジクとスパイスのコンフィチュール、シナモンクッキー。カットしたフルーツがぎっしり詰まっています。

ケーキだけでなく、季節のフルーツパフェも人気です。「パフェは、最後まで、ぎっしり詰まっていないと」と協子さん。取材時の10月は「イチジクと洋梨」で、フルーツはフレッシュのまま味わってほしいとコンポートなどにせず、アイスクリームも生クリーム控えめ。見た目はシンプルですが、贅沢なパフェなのです。

11月から12月中旬は「モンブラン」、その後は「イチゴとバナナ」で、5月と6月に「マンゴーとココナッツ」、7月と8月は「桃とバニラ」という展開。どれも味わってみたくなります。

「プリン・ア・ラ・モード」1,500円。ほろ苦いカラメルソースが大人好み。季節のフレッシュフルーツを盛り込んだ楽しいスイーツ。

「プリン・ア・ラ・モード」もいたってシンプル。生クリームではなく、バニラアイスクリームと季節のフルーツが飾ってあり、プリンの硬めの食感とほろ苦いカラメルソースがうれしい、大人向けのスイーツです。

スイーツに合わせるのは、自然派ワイン。パティシエールであり、ソムリエールの資格も持つ協子さんがセレクトして、常時、シャンパーニュ、白ワイン3種、赤ワイン3種をグラスで用意。スイーツに合うものをチョイスしてもらえます。「たまに、ロゼや日本ワインも開けますよ」とにっこり。

「本日のキッシュ&サラダ」は、イートイン1,200円。ホールの焼きたては、チョリソー、ベーコン、タマネギにフロマージュをトッピング。

リヨンのパティスリーやホテルのシェフパティシエとして経験を積んだ協子さん。ワインに合うスイーツはもちろん、フードメニューも作っています。人気は「本日のキッシュ&サラダ」。毎日焼きたての、具材たっぷりのボリュームあるキッシュ。自家製パンを添えた「栗入りパテドカンパーニュ」(1,200円)や「レバーペースト」(800円)も、ワインにぴったり。しっかり食べたければ、カレーやハンバーグ、スパイシーチキンなどもおすすめメニュー。フードを軽く食べてから、スイーツを楽しむ方も多いそう。

「タルトタタン」のテイクアウトは、1カット900円。事前予約でホールのテイクアウトもOK。
フルーツを使ったコンフィチュールも多彩。左から「桃とスモモ」「無花果と洋梨」「マンゴーオレンジ胡椒」、オレンジやグレープフルーツ、ライムやレモンなどの「柑橘類」、「イチゴとバナナ」。各1,000円。

「リル」は、10年以上前から、スイーツとワインのペアリングが楽しめて、女性一人でも安心してくつろげるお店として、隠れたスイーツ好きに愛されてきました。夜パフェのファンも多かったのです。行きやすい場所になり、テイクアウトもOK。15時からの昼飲みもできるとあって、魅力倍増。スイーツとワインのおやつタイムが癖になりそう。

「Lilou(リル)」

外観。テラス席もあり、昼飲みにも最適。

所在地 京都府京都市下京区矢田町121-2 Fil NAKATA 1階
電話番号 090–9219-1360
営業時間 15:00~23:00
定休日 月曜
Instagram @lilou_kyoto

文・撮影=そおだよおこ

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ