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デザイン・アートの祭典から、注目の3展示をご紹介

  • 2026.11.7

DESIGNART TOKYO 2026 Report

デザイン・アートの祭典から、注目の3展示をご紹介

デザイン、インテリア、アート、ファッション、テクノロジーなど多岐にわたるジャンルのエキシビションが集まるフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2026」が、11月8日(日)まで都内各所の会場で開催中。10年目を迎えた今年のテーマは「Hibiki」。未知のアイデア、デザインは人々の五感を震わせ、暮らしの中で豊かなリズムを奏でていく。Lula Japan Webでは、個性豊かなラインナップから注目の3展示をレポート。

1. Exhibition|Morii Darshan

@JUMPEI SUZUKI

インド・グジャラート州を拠点とするスタジオ Morii Darshanによるエキシビション「Renaissance of Hand Embroidery」が、GREEN BOX IKEJIRIにて11月8日(日)まで開催中。

テキスタイルデザイナーのBrinda DudhatとグラフィックデザイナーのKabirによって設立された、テキスタイルとコミュニケーションデザインを軸に活動するスタジオ Morii Darshan。
自然や静けさ、そして工芸との深い関わりを大切にしながら、インド各地の農村地域で約180人の女性職人たちと協働し、現代的なテキスタイルアートを制作している。

本展で展開されるのは、緻密なクロスステッチの作品をはじめとする大型の壁面作品、パーティション、キルト、そして薄手のコットンを用いた繊細なアップリケのカーテンなど。
1針ずつの無数の積み重ねが織り成す作品群は、絵画とは異なる迫力を秘める。
刺繍糸のカラー、そして何種類ものステッチ方法で画面に描かれる濃淡が、鑑賞者に暖かさと、制作に費やされた女性たちの時間の奥行きを感じさせる。

2. Exhibition|Inheritance of Silence

アーティスト Kim Junsu、Kim Minwook、Lætitia Jacquetton、壹岐倫子、May Masutaniによるグループ展「余白の継承」が、Re Gallery SCEARNにて11月15日(日)まで開催中。

会場となるRe Gallery SCEARNのコンセプト「日本の伝統美をモダンに再解釈する」をテーマに、石、ガラス、革、木、写真などの異なるメディアを用いる作家たちが集まる本展。
素材の表情や自然の気配、時間の痕跡をそれぞれの感覚で捉えた作品群を通して、伝統と現代、静けさと感覚の間に生まれる「余白」から、新たな美意識を探る。

Lætitia Jacquettonはフランス・ブルゴーニュ地方出身のアーティスト。
「SHARON WAUCHOB」や「MAISON MARTIN MARGIELA」などでキャリアを積んだ彼女は、パリのギャラリーラファイエットでアートディレクターを務めたのち、イタリア・ヴェニスのムラーノ島で修業。
現在はイタリアとフランスを拠点に、吹きガラスと石を組み合わせた個性的なフラワーベースを制作する。

ガラスは固まる前に石へと押しつけられ、その底面には石肌の質感が刻まれる。
岩に吸い付くようにも見える透明なガラス。
自然と職人技が織り成す絶妙な組み合わせは、観る者の心に穏やかな静けさをもたらす。

写真家 壹岐倫子が展開するのは、隅田川を写した数枚の写真を重ね、1枚の作品へと仕立てたシリーズ。
都会・東京を流れる隅田川は、時に空の青さを映し、朝の光を反射する。
イメージを何層も重ねた作品群は同時に、固有の透明感を宿している。

会場では他にも、Kim Junsuによる革を素材とする作品、Kim Minwookの虫食いなどの木の表情を生かして製作された木工作品、May Masutaniによる有機的なガラス作品が展開され、訪れる人々の内面を震わせる。

3. Exhibition|HAY

デンマークのデザインブランド「HAY」が、2026年の「3 Days of Design」で発表した新作家具を販売。

「DESIGNART TOKYO 2026」に合わせ、国内初披露となる新作チェア「PACK CHAIR」と「BACKFLIP CHAIR」。
Jasper Morrisonが「HAY」のために家具で初めてデザインした「PACK CHAIR」は、温かみのあるカラーバリエーションで展開。
シンプルながらも存在感のあるシルエットは、さまざまな空間と自然に調和する。
Gudmundur Ludvikによる「BACKFLIP CHAIR」には折りたたみ機能と美しさが共存し、日々の暮らしに軽やかな変化をもたらす。

11月8日(日)までの「DESIGNART TOKYO 2026」会期中、HAY TOKYO店内ではデザイナーの山本大介による、これらの新作を披露する展示を展開。
展示デザインの枠組みは会期後も形を変え、今後のショップを形作る要素として活用される。

東京の街と呼応する多彩な表現の数々。
それぞれの自由な発想が、触れる者の心に響いていく。



DESIGNART TOKYO COMMITTEE
info@designart.jp



【DESIGNART TOKYO 2026】
DATE:11月8日(日)まで開催中
PLACE:銀座・東京・六本木・外苑前・表参道・原宿・代官山・池尻など
WEBSITE:www.designart.jp/designarttokyo2026/

【Morii Darshan|Renaissance of Hand Embroidery】
DATE:11月8日(日)まで開催中
TIME:12:00am~6:00pm
※11月7日(土)は8:00pmまで
PLACE:GREEN BOX IKEJIRI
ADDRESS:東京都世田谷区池尻3-5-32
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.designart.jp/designarttokyo2026/exhibitions/13822/

【余白の継承 - Inheritance of Silence】
DATE:11月15日(日)まで開催中
※11月9日(月)は休廊
TIME:11:00am~7:00pm
PLACE:Re Gallery SCEARN
ADDRESS:東京都港区北青山3-13-7 2階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.designart.jp/designarttokyo2026/exhibitions/13836/

【Discover HAY’s Latest Collection】
DATE:11月8日(日)まで開催中
TIME:11:00am~8:00pm
PLACE:HAY TOKYO
ADDRESS:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 地下1階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.designart.jp/designarttokyo2026/exhibitions/13785/

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