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「その自転車で峠は無理ですよ」カゴ付きクロスバイクの男性を笑った先輩 → 山頂で判明した【まさかの経歴】

  • 2026.11.6

今回は、筆者の友人であるKさん(20代男性・会社員)から聞いた、ロードバイクでの出来事を紹介します。ハーフマラソンで2時間切りを達成したKさんは、ランニングの体力づくりのためにロードバイクを始めました。ところが、機材が自慢の職場の先輩と初めて出かけた峠道で、二人は前カゴ付きの自転車に追い抜かれました。山頂でその自転車の男性と並んだとき、先輩の自慢を覆す事実が明らかになったのです。

機材の値段を語る先輩と初めての峠道

私は昨秋のハーフマラソンで、目標だった2時間切りを達成しました。今年の春からは、脚への負担が少ない練習としてロードバイクを始めています。誘ってくれたのは、ロードバイク歴10年になる30代の職場の先輩でした。

初めて郊外の峠道へ走りに出かけた日、先輩は道中でホイールやウェアの値段を説明し、「最初はとにかく機材が大事」と話していました。ところが峠の中腹で、通勤用のクロスバイクに前カゴを付けた60代ほどの男性が、私たちを軽々と追い抜いていったのです。

山頂の駐車場で先輩がかけた言葉

山頂の駐車場で男性と並ぶと、先輩は「その自転車で無理すると膝を痛めますよ」と声をかけました。しかし、登りの途中から膝の痛みを訴えていたのは、ほかでもない先輩自身でした。

男性は笑って先輩の自転車に目をやり、「サドルが少し高すぎるかもしれませんね。膝の痛みはそのせいかも」とだけ言いました。そこへ男性の知り合いのサイクリストが通りかかり、「今日も朝練ですか」と声をかけてきました。

話を聞くと、男性は元競輪選手で、引退後も毎朝この峠を登っていると分かったのです。先輩は言葉を失っていました。

サドルを数ミリ下げた帰り道

男性に教わってサドルを数ミリ下げると、帰り道では先輩の膝の痛みが和らいでいました。先輩は「機材より、体に合わせるのが先だった」と苦笑いしたのです。

私は今、月に一度、男性が仲間と走る朝練に参加させてもらっています。ランニング仲間のMさんにも、フォームを見直すきっかけとして峠での出来事を伝えました。

まとめ

見た目や道具で相手を判断した先輩が、元競輪選手の男性からサドルの高さという基本を教わった出来事でした。値段の高い機材も、乗る人の体に合っていなければ力を発揮できません。

自転車に乗っている人は、次に走る前に、サドルの高さが自分の体に合っているかを一度確かめてみてください。

【体験者:20代男性・会社員、回答時期:2026年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Qolyコラムニスト:Yutel_06

Qolyコラムニスト:Yutel_06 - Qoly-Sports&the Style

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