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【大人ドパガキ】子どもだけじゃない!流行語大賞ノミネートで親にも特大ブーメラン!「私もスマホ依存」

  • 2026.11.5

子どもを叱れない!?母に刺さった特大ブーメラン

家事の合間や寝る前に、ついショート動画を延々と見てしまう
家事の合間や寝る前に、ついショート動画を延々と見てしまう

2026年の「ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネートで話題の「ドパガキ」。前回の記事では、ショート動画漬けで結論を急ぐ高1息子に悩む母親のエピソードを紹介しました。しかし、子どものスマホ依存を嘆く一方で、「ふと気づけば、私も同じことをしているのでは……?」とハッとする大人の女性が急増しています。今回は、親世代に突き刺さる特大ブーメラン、“大人ドパガキ”のリアルな実態に迫ります。

そもそも「ドパガキ」とは、脳内物質の「ドーパミン」と「ガキ(子ども)」を組み合わせた造語(ネットスラング)です。数秒から数十秒で次々と切り替わるショート動画などの強い刺激に慣れきってしまい、常に手軽な快楽(ドーパミン)を求めてしまう子どもたちを指しています。

タイパ(タイムパフォーマンス)を極端に重視し、少しでも退屈な時間があるとすぐに動画をスワイプしたり、日常会話でも「で、結論は?」と結果だけを求めたりする傾向が特徴として挙げられます。

「息子のそんな姿を『結論しか聞かない』『ショート動画ばかり』と怒っていたのですが、ふと自分の行動を振り返ってゾッとしました」

そう語るのは、前回も登場した高1の息子を持つAさんです。家事の合間や通勤電車の中で、そして夜ベッドに入ってから、Aさん自身も無意識にスマホを開き、SNSのリール動画やおすすめのショート動画を延々とスワイプする日々を送っていたことに気がついたといいます。

強い刺激を求めてしまうのは、若者だけの問題ではありませんでした。「息子を叱る資格なんてないかもしれない」と、Aさんは自分自身に特大のブーメランが刺さったように感じたそうです。

倍速視聴に「オチ」探し…“大人ドパガキ”の症状とは

ドラマの倍速視聴やネタバレ検索もタイパ重視の表れ
ドラマの倍速視聴やネタバレ検索もタイパ重視の表れ

Aさんが自分を「大人ドパガキかも」と感じた瞬間は、動画のスワイプだけにとどまりません。

「録画したドラマを見る時、無意識に1.5倍速にしてしまっているんです。さらに、途中で結末が気になってネタバレを先に検索してしまうことも…」「ママ友とのLINEでも、長い文章を読むのが面倒に感じてしまい、『要するに何?』と心の中で結論を急いでいる自分がいました」

息子をとがめていた「タイパ重視」や「結論を急ぐ」姿勢は、実はAさん自身にもしっかりと根付いてしまっていたのです。日々の忙しさやストレスから逃れるため、手軽な刺激を求めてしまう大人は決して少なくありません。

まずは親から!親子で始めるデジタルデトックス

スマホから離れ、親子で会話する時間を少しずつ増やす
スマホから離れ、親子で会話する時間を少しずつ増やす

自分が“大人ドパガキ”化していることに気づいたAさんは、息子への接し方を少し変えてみることにしました。

「『スマホをやめなさい』と頭ごなしに言うのをやめました。だって、私自身ができていないのですから(苦笑)。その代わり、『お母さんも最近スマホを見すぎちゃうから、夜の1時間は一緒にリビングの隅に置いておかない?』と提案してみたんです」

上から目線で注意するのではなく、同じ悩みを抱える者同士として向き合うことで、反発ばかりだった息子も少しだけ聞く耳を持つようになったといいます。

子どもの「ドパガキ」化をただ嘆き、ゆううつな気持ちになる前に、まずは自分自身のスマホ習慣を見直してみませんか。親が自らデジタルデトックスに取り組む姿勢を見せることが、解決への一番の近道になるのかもしれません。

(LASISA編集部)

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