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「会いたいけど、なかなかねぇ」97歳の患者が語った家族への想い…会えないまま旅立った患者のために看護師が始めた副業

  • 2026.11.4
遠方に住む息子や孫になかなか会えないAさん。 画像提供:ナース専科
遠方に住む息子や孫になかなか会えないAさん。 画像提供:ナース専科

幼少期から絵を描くことが大好きで、漫画家として活動するアヤ(@aokitaji)さん。現在は看護師・看護学生向けの総合WEBメディア「ナース専科」で、看護師の実体験を基にした漫画を連載している。今回は、97歳の患者との出会いをきっかけに、看護師として働きながらカメラマンとしても活動するようになった主人公の物語「私が看護師カメラマンになったきっかけ」を紹介する。

97歳の患者が見せてくれた、孫への深い愛情

【ナース漫画】「私が看護師カメラマンになったきっかけ」01 画像提供:ナース専科
【ナース漫画】「私が看護師カメラマンになったきっかけ」01 画像提供:ナース専科
02 画像提供:ナース専科
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03 画像提供:ナース専科
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ある夏の日、看護師の主人公が受け持つことになったのは、97歳の女性患者・Aさんだった。Aさんは孫の成人式で撮った写真を見せながら、自ら孫の着付けをしたことをうれしそうに話してくれる。しかし、家族は遠方に住んでおり、頻繁に面会に来ることは難しかった。

それから半年ほどがたち、Aさんは帰らぬ人となる。主人公の心に残ったのは、Aさんの笑顔だった。患者と家族の間にある距離を少しでも埋められるような看護がしたい。そんな思いが、新たな道へとつながっていく。

患者と家族をつなぐため、看護師はカメラを手に取った

現在の主人公は、看護師として働きながら、利用者の写真を撮るカメラマンとしても活動している。Aさんとの出会いを通して生まれた思いを形にし、新たな夢に向かって歩み始めたのだ。

作者のアヤさんも、看護師とカメラマンという働き方について「とても素敵なお仕事だと思います」と語る。漫画を描くなかで、ご家族にとっては病気の進行状況や現状以上に、患者が今どのように過ごしているのかが気になることなのかもしれないと感じたという。

身内が施設に入ると、頻繁に会うことが難しい場合もある。そんなとき、写真があれば日々の様子をよりリアルに伝えられる。1枚の写真が、離れて暮らす家族にとって大切な近況報告になるのだ。

実際の看護師のエピソードから生まれる物語

「ナース専科」で連載されている漫画は、実際に看護師から募集したエピソードを基に描かれている。医療現場で生まれるさまざまな思いや、患者と家族の関係を知るきっかけにもなりそうだ。アヤさんはほかにもナース漫画を投稿している。看護師の仕事や患者に寄り添う人々の思いに触れたい人は、ぜひほかの作品もチェックしてみてほしい。

■取材協力:アヤ(@aokitajimaru)

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