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渡辺みり愛、久しぶりの舞台出演に意気込み 今後は「表でも裏でも、決めずにゆるりと生きていけたら」

  • 2026.11.3
渡辺みり愛 クランクイン! 写真:山田健史 width=
渡辺みり愛 クランクイン! 写真:山田健史

俳優の渡辺みり愛が、ダンスエンターテインメント集団「梅棒」の新作舞台、梅棒 22nd dish『eatBeat』に出演する。渡辺にとっては、乃木坂46卒業後初の舞台出演であった梅棒 13th “RE”WORK『風桶』以来、5年ぶりの梅棒作品となる。本作への出演を「最近で一番うれしい出来事だった」と喜ぶ彼女に、表現の振り幅を広げてくれた梅棒への思い入れや、表舞台から裏方まで「決めずにゆるりと生きていけたら」と達観した仕事観まで、等身大の言葉で語ってもらった。

【写真】キュートな笑顔は変わらず! 渡辺みり愛、インタビュー撮りおろしショット

◆人との関わり方もすごく学びになった5年前の「梅棒」初体験

――梅棒さんの舞台へのご出演は5年ぶりとなりますね。5年ぶりの出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?

渡辺:「次はいつ出させていただけるんだろう」とずっと思っていたのでうれしかったです。梅棒さんは男性キャストが多く、女性キャストの客演はあまり多くない中、呼んでいただけたことが本当にうれしかったです。

――「乃木坂46卒業後は芸能活動を続けるか迷っていたけれど、梅棒さんの舞台を経験して今後を決めようと思っていた」とお話しされていたことがありました。前回の出演を経て、その後の活動への考え方に変化はありましたか?

渡辺:人との関わり方もすごく学びになりましたし、演技の振り幅が広がりました。アイドル時代は表現の幅がちょっと狭かったというか。例えば「変顔して」と言われた時に全力で変顔できるアイドルってあの時代なかなかいなかったんです。でも梅棒さんは表情も体も全部使って表現するので、最初の稽古の時にはちょっと恥ずかしくてできなかったものが、千秋楽の頃には「どうしたの?」って言われるくらいはっちゃけられるようになりました(笑)。

――その後も様々な舞台を経験されていますが、渡辺さんから見て梅棒さんの舞台の魅力はどんなところでしょうか?

渡辺:普段あまり舞台を観劇しない方でもすごく観やすい舞台だと思います。前回の梅棒 13th “RE”WORK『風桶』もそうでしたが、今回も、舞台をあまり観に来たことがないファンの方やお友達にぜひ観に来てほしいです。「演劇ってこんなに面白いんだ」ということを一番分かりやすく見せられるコンテンツなんじゃないかなと思っています。

◆久しぶりの舞台出演「体力をつけつつ、感覚を徐々に思い出していけたらいいな」

――前回出演した5年前と比べて、ご自身について変化したと思うところは何かありますか。

渡辺:完全に体力が衰えている気がするので(笑)、まずは体力をつけつつ、当時の感覚を徐々に思い出していけたらいいなと思っています。自分が出演していない期間も毎公演観劇していたので、「素敵だな」と思ったお芝居を参考にしたいです。

――5年間は客席から観ている期間でしたが、いざ改めて自分が舞台に立つとなると緊張感もありますか?

渡辺:めちゃくちゃドキドキします! 私が出ていた時ももちろんすごかったですし、その前の作品も知っていたんですけど、近年の作品はどんどんクオリティが高まっている印象があって。梅棒の皆さんはもちろん、客演の皆さんやアンサンブルの皆さんも全員クオリティが高いんです。今回は人数が少ないこともあって、より頑張らなきゃと身が引き締まる思いです。

――再共演となるキャストの方もいらっしゃると思いますが、稽古場での再会でどんなやり取りがありましたか?

渡辺:私、稽古の最初の方は内向型すぎて、広い稽古場の端っこにいるタイプなんですよ。一人で体育座りして携帯をいじっていたら、梅棒の皆さんにその姿をこっそり撮られました(笑)。

――人見知りが出てしまうんですね(笑)。

渡辺:「また始まったね」「前回と一緒だよ、それ」って言われました(笑)。梅棒の皆さんは大丈夫なんですけど、初めましてのキャストの方が多いとちょっとついていけなくて。「もういい歳なんだから端っこにいるのやめなさい」と言われました(笑)。

――出演が発表された際、ファンの方や周囲からの反響はいかがでしたか?

渡辺:ファンの方は特にずっと待っていてくださったので、ものすごく喜んでくれました。私が乃木坂46を卒業して初めての舞台が梅棒さんだったということもあって、私のファンの方にとっても思い入れがあるんですよね。梅棒 13th “RE”WORK『風桶』を観に来てから梅棒ファンになって、私が出ていなくても毎公演観に行くようになったファンの方も結構いるので、ファンの皆さんは私以上に喜んでくださっていました。

◆今後も演劇は「自分の人生の経験として積み重ねていきたい」

――作品の内容やご自身の役柄については、現時点でどう捉えていますか?

渡辺:まだ稽古が始まったばかりなので分かっていないことも多いんですよね。料理のお話ですが、私の演じるアリサという役がどう巻き込まれていくのか。(伊藤)今人さんには「あんま出番ないと思ってるでしょ? めっちゃ出るから!」と言われました(笑)。アリサ役以外のモブとしても出るので、楽しみにしていてほしいです。

――アリサは料理が苦手な役ですが、渡辺さんご自身の普段の料理事情はいかがですか?

渡辺:料理はちゃんとできますよ! 「料理ができる女はモテるんじゃないか」と思ったのがきっかけで、やるようになりました(笑)。

――モテそうな料理から覚えるんですか?

渡辺:もちろんモテそうな料理からです。肉じゃがとかから攻めていきましたね(笑)。調理師免許も持っているんですよ。「免許さえ取ればモテる!」と思って、それ一心で頑張っていたので(笑)。気づいたら本当に好きになって、ちゃんと作っています。

――「モテたい」という気持ちが原動力になったんですね(笑)。

渡辺:だからといってすぐ披露できるわけじゃないのでモテた試しはそんなにないんですけどね(笑)。ただただ美味しいご飯を自分で節約しながら食べられるようになった、というお金の面で助かっているところはあります。

――今後の展望を聞かせてください。

渡辺:舞台もやりつつ映像もやっていきたいと思っています。でも演劇というナマモノには抜け出せない何かがあるんですよ。毎回楽しいし、どんな作品に出させていただいても自分の人生の経験として積み重ねていきたいです。最近は裏方としてスタイリストのお仕事もやるようになったので、表でも裏でも、決めずにゆるりと生きていけたらいいんじゃないかなと考えています。

――最後に、公演を楽しみにしているファンの方に向けてメッセージをお願いします。

渡辺:今回の作品に出演させていただけることは最近で一番うれしい出来事だったので、最高の1年の締めくくりにできればと思います。前回は乃木坂46を卒業したばかりで、正直、自分でもちょっと足りなかったなと思うところもあったんですが、今回はふざけられるところでは思い切り表現したいなと思っているので(笑)、その姿も楽しんでいただけたらうれしいです!

(取材・文・写真:山田健史)

梅棒 22nd dish『eatBeat』は、11月14日~29日東京・サンシャイン劇場、 12月5日・6日愛知・ウインクあいち、12月11日~13日大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。

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