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「だって、彼氏なんだから多めに出してくれるのが普通でしょ」デート代を払わない彼女。だが、友人とのカフェ巡りの写真を見て感じた違和感

  • 2026.11.3
「だって、彼氏なんだから多めに出してくれるのが普通でしょ」デート代を払わない彼女。だが、友人とのカフェ巡りの写真を見て感じた違和感

口ぐせは「お金がない」

数年前、僕には付き合っている年下の彼女がいました。

彼女の口ぐせは「お金がない」。

外食でも旅行でも、会計はほとんど僕が払っていました。

ある休日の昼、二人で安い定食屋に行ったときのことです。

食事を終えて僕が伝票を手に取ると、隣に座っていた彼女が両手を合わせ、顔をのぞき込んできました。

「今月厳しいから、ここお願いしてもいい?」

「この前も、同じこと言ってなかった?」

「ごめんね。来月はちゃんと出すから」

そう言って笑われると、僕も断りきれませんでした。

ただ、翌月になっても同じことの繰り返しです。「次は出す」と言われても、実際に払ってもらえたことはありませんでした。

そんなある晩、ネットに載っている彼女の写真を何気なく見ていた僕は、少し引っかかるものを感じました。

友人たちとおしゃれなカフェで過ごす写真や、新しい服を着た写真が、毎月のように投稿されていたのです。

もちろん、友人と出かけることが悪いわけではありません。ただ、僕と会うときにはいつもお金がないと言っているので、どうしても気になりました。

次に会ったとき、思い切って聞いてみました。

「この前、カフェ行ってたんだね」

「うん。友達とね」

「そうなんだ。でも、今月お金厳しいって言ってなかった?」

彼女は少し目をそらしてから、こう答えました。

「友達に誘われたら、断れないじゃん」

「それは分かるけど、僕と出かけるときはいつも厳しいって言うよね」

すると、彼女はため息をつき、腕を組みました。

「だって、彼氏なんだから多めに出してくれるのが普通でしょ」

その言葉に、僕は返す言葉がありませんでした。

多めに払うこと自体が嫌だったわけではありません。でも、それを当たり前のように言われたことが、どうしても引っかかりました。

結局、その日の会計も僕が払いました。

友人が見せた写真

しばらくして、僕と彼女は共通の友人と三人で、夜のレストランへ食事に行きました。

料理を待っていると、友人が携帯電話を取り出し、彼女に写真を見せました。

「この前のカフェ巡り、楽しかったね。また行こうよ」

彼女は少し慌てたように笑い、友人の手元から目をそらしました。

画面には、以前僕がネットで見た写真が映っていました。

「あ、そのときの写真なんだ」

僕がそう言うと、友人は笑顔でうなずきました。

そのとき、以前の彼女との会話を思い出し、つい口にしてしまいました。

「そういえば、今月厳しいって言ってたよね」

彼女は僕のほうを見ましたが、何も答えません。

友人が不思議そうにこちらを見たので、僕は続けました。

「僕と出かけるときは、ほとんど僕が払ってたから、ちょっと気になって」

すると、友人は驚いた様子で彼女に尋ねました。

「え、いつも彼に払わせてたの?」

彼女は何か言おうとしましたが、言葉が出てこないようでした。

少しの間、気まずい沈黙が流れました。

僕も友人の前でこんな話をするつもりはなかったので、それ以上は何も言いませんでした。

ただ、その夜の会計では、彼女が初めて自分の分を財布から出しました。

それで今までのことが帳消しになるわけではありません。僕の中には、彼女とのお金に対する考え方の違いが残っていました。

数か月後、僕は彼女と別れました。

先日、一人で入ったカフェでは、メニューを開いて、迷わず食べたいものを注文しました。

誰かの分まで支払うことを気にせず、ゆっくり食事ができる。そんな時間を、今は気楽に感じています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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