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【高額バイトの正体にゾッ…】「朝7時まで開けるな」ゲーム付きバイト→深夜の和室で響く“小物の倒れる音”

  • 2026.11.2

夜11時になったら、和室に散らばった無数のおもちゃを立て、扇風機を「強」の首振りに設定する。そして、朝7時まで決して扉を開けてはならない――。SNS上で「怖すぎて鳥肌が止まらない」と1.2万件を超える「いいね」を集めたのが、大家(@ksyjkysk)の漫画『扇風機の家』だ。

本作は、著作権フリーの怪談ツイキャス「禍話(@magabanasi)」の配信回「禍ちゃんねる 百怪忌念スペシャル」で語られたエピソードを再構築し、コミカライズしたものだ。大学の夏休み、友人の「親戚の家で留守番をするだけ」という割のいいバイトを手伝うことになった主人公。食費付き、ゲームやり放題という夢のような条件の裏には、あまりに不気味なルールが隠されていた。

画像提供:大家(@ksyjkysk)
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食費込み・ゲームやり放題!破格バイトに潜む「不気味なルール」

実家暮らしの主人公は、大学の夏休みに友人の誘いで親戚宅の留守番バイトを手伝うことになる。食事やゲームの提供に加え、バイト代まで支払われるという願ってもない条件だ。

しかし、その仕事には不可解な決まりがあった。「夜11時になったら奥の和室にある扇風機をつけっぱなしにする」「朝まで絶対に扉を開けない」というものだ。和室の畳一面に並ぶ小さなおもちゃを起こし、風量「強」で首振り設定にして一晩中回し続ける作業を繰り返すなかで、主人公の胸には拭いきれない疑問が膨らんでいく。

違和感を拭えない友人…ふすまの穴から覗いた「戦慄の光景」

「なぜ、毎晩おもちゃを立てて扇風機を回し続けなければならないのか?」。深夜、和室の前を通ると小物が倒れる音が響く。主人公は室内に“何か”がいることを確信し始める。

作者の大家はリモートワーク中のBGMとして「禍話」を聴き込んでいたといい、「不気味な和室など描くのが楽しそうなシーンがたくさんあった」と創作のきっかけを明かす。作画にあたっては、怪異そのものだけでなく、状況を知っていながら真実を明かそうとしない「友人の表情や行動」からも不穏さが伝わるよう細部まで作り込んだという。開けてはいけないはずのふすまに空いた小さな穴から中を覗き込んだ主人公は、想像を絶する光景を目撃することになる。

日常を侵食する静かな恐怖!緻密な世界観で魅せる令和の怪談

大家といえば、SFやミステリーの要素を織り交ぜた緻密な世界観に定評のあるクリエイターだ。これまでも『僕らの夏と灰』や『嵐の日の来客』といった、静かな恐怖が背筋を伝う作品を発表してきた。

音声や文章だけでは伝えきれない「じわじわと追い詰められる恐怖」が、丁寧な作画を通じて読者を圧倒する。背筋が凍るような冷たい恐怖を、ぜひ作品で体験してほしい。

取材協力:大家(@ksyjkysk)

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