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西島秀俊主演『存在のすべてを』に佐藤浩市・高橋一生・木村文乃・鈴木杏が出演! 4人のソロカットも解禁

  • 2026.11.2
映画『存在のすべてを』新キャスト (C)2027「存在のすべてを」製作委員会 (C)塩田武士/朝日新聞出版 width=
映画『存在のすべてを』新キャスト (C)2027「存在のすべてを」製作委員会 (C)塩田武士/朝日新聞出版

西島秀俊主演の映画『存在のすべてを』に、佐藤浩市、高橋一生、木村文乃、鈴木杏が出演することが決定。あわせて、4人が演じるキャラクターのソロカットも解禁された。

【動画】未解決“二児同時誘拐事件”の闇と、最も切ない記憶―『存在のすべてを』超特報

塩田武士の小説を瀬々敬久監督により実写化する本作は、未解決のまま時効を迎えた前代未聞の「二児同時誘拐事件」に隠された闇と、切なくも衝撃の真実を描くミステリー作品。

舞台は、1991年秋に神奈川で起きた前代未聞の「二児同時誘拐事件」。同じ夜に姿を消した2人の少年のうち、1人は保護されたものの、もう1人の少年・内藤亮は行方不明のまま3年の月日が流れる。ある朝、突然祖父母のもとへ帰ってきた亮だったが、「空白の3年間」について固く口を閉ざしたまま、事件は未解決のまま時効を迎えた。

30年後、新聞記者・門田次郎(西島)は、旧知の元刑事の死をきっかけに再取材を開始。やがて、写実画家となった亮(志尊淳)や、彼を思い続ける同級生・土屋里穂(広瀬すず)らの過去が交錯し、隠された“色鮮やかな記憶”が静かに浮かび上がっていく。

今回解禁されたのは、本作の物語にさらなる奥行きを与える4人の実力派キャスト。『64‐ロクヨン‐』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝き、『春に散る』でも瀬々監督とタッグを組んだ、日本映画界を代表する名優・佐藤浩市が演じるのは、謎多き天才写実画家・如月脩(きさらぎ・しゅう)を支援する銀座の老舗画廊「六花」(りっか)の店主・岸朔之介(きし・さくのすけ)役だ。

強い信頼関係にある瀬々監督との撮影について、佐藤は「演じる役の『立ち位置』について、監督とお互いの経験値からくる『暗黙知』で認識をすり合わせながら撮影に臨みました」と現場での日々を振り返った。

『嘘を愛する女』『空飛ぶタイヤ』などで第31回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞し、その後もドラマや舞台で数々の賞に輝き、第一線で活躍を続ける高橋一生が演じるのは、朔之介(佐藤)に比類なき才能を見いだされながらも、消息不明となった写実画家・野本貴彦(のもと・たかひこ)役。

本作への絵画提供と監修を担当するのは、内閣総理大臣賞の受賞歴を持ち、日本の写実絵画界を代表する画家・大畑稔浩。高橋は大畑のもとで絵画指導を受け、役作りに臨んだ。「『写実とは何か』を教わった時、僕が目指しているお芝居の感覚にすごく近いものを感じて、それがとても衝撃的で写実画にのめり込んでいきました。多くの方に共感していただける素敵な登場人物たちの『人間らしさ』に触れて、皆さんに楽しんでいただけることを願っています」と、本作での手応えを語っている。

NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』や映画『ザ・ファブル』シリーズ、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』など、数々の話題作に出演し、自然体のたたずまいと存在感で観客を魅了する木村文乃が演じるのは、写実画家・野本貴彦(高橋)の婚約者・木原優美(きはら・ゆみ)役。

高橋とともに愛おしくも切ない物語に挑んだ木村は、「『人生は辛いことや悲しいことばかりではない』と観てくださる方にそっと寄り添えるような存在でいたいと思いながら撮影に臨んでいました」と作品に込めた思いを明かした。

『リターナー』で日本アカデミー賞新人俳優賞、舞台では第28回読売演劇大賞優秀女優賞・大賞を受賞するなど、確かな演技力で作品ごとに異彩を放つ鈴木杏が演じるのは、門田(西島)の取材に応じる中で、30年間誰にも明かさなかった“ある手紙”の存在を告白する、誘拐事件の被害児童・内藤亮の実母・内藤瞳(ないとう・ひとみ)役。

複雑な心情を抱える難役に挑んだ鈴木は、「無気力でどこかアンバランスな、自分の人生に抗えなかった彼女の内面の揺らぎを、私なりに大切に汲み取りながら演じました。皆さんがどう受け取ってくださるのか、とても楽しみです」と、役作りへの思いと作品に対する期待を語っている。

あわせて解禁された各キャラクターのソロカットには、画廊で重厚なたたずまいを見せる朔之介(佐藤)、アトリエで穏やかながらもどこか切ない表情を浮かべる貴彦(高橋)、木漏れ日の中で優しくほほ笑む優美(木村)、壁に背をもたれながら物憂げなまなざしを向ける瞳(鈴木)の姿が収められている。それぞれのキャラクターが抱えるドラマや葛藤、交錯する記憶とは。深い余韻を漂わせるビジュアルが、物語への期待を高める。

映画『存在のすべてを』は、2027年2月5日より全国公開。

※新キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■佐藤浩市/岸朔之介役

瀬々監督とは何度もタッグを組んできた仲ですが、昭和の映画作りの良さと今の時代との折り合いをつけるのが非常にうまい方です。今回演じる岸朔之介という人物の「立ち位置」について、監督とお互いの経験値からくる「暗黙知」で認識をすり合わせながら撮影に臨みました。本作でキーとなる写実画について、僕自身これまであまり深い馴染みがありませんでした。絵画の面白さはまた違ったところにあると思っていたんです。それが現場を経験して、逆に「写実の世界の奥深さ」のようなものを改めて認識させられたと感じています。

この映画は、自分の置かれた状況だけでなく、物事を多角的に見つめる目線を与えてくれる作品です。自分自身の立場や子供との距離感など、様々なことを思い浮かべながらじっくり鑑賞していただけたらと思います。ぜひ劇場でご覧ください。

■高橋一生/野本貴彦役

瀬々組には初めての参加でしたが、誠実に作品に向き合う方ばかりで、僕自身もこれからの自分の在り方を見つめ直すような、とても良い経験ができたと感じています。今回、役へのアプローチの軸になったのは「絵」でした。絵画の指導をしていただいた大畑稔浩さんから「写実とは何か」を教わった時、僕が目指しているお芝居の感覚にすごく近いものを感じて、それがとても衝撃的で写実画にのめり込んでいきました。

現代で失いかけてしまっているかもしれない「人間の根源」というテーマとともに、都合や合理性だけではない、人間の愚かさや美しさが内包されている作品になっていると思います。多くの方に共感していただける素敵な登場人物たちの「人間らしさ」に触れて、皆さんに楽しんでいただけることを願っています。

■木村文乃/木原優美役

初めての瀬々組は、お芝居にじっくり向き合える「これぞ映画の現場」という非常に贅沢な環境でした。

時間に追われるのではなく、「今撮れるベストを尽くそう」という現場の熱量に、この世界に入りたての頃に抱いた「映画人の方々に交じって映画を作っている」という原点のような嬉しい感覚が蘇り、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。私が演じた木原優美という役を通して、「人生は辛いことや悲しいことばかりではない」と観てくださる方にそっと寄り添えるような存在でいたいと思いながら撮影に臨んでいました。

悲しみの中にも温かな「希望」を感じていただける作品になっていますので、ぜひ気負わずに劇場で受け取っていただけたら嬉しいです。

■鈴木杏/内藤瞳役

瀬々監督と20年以上ぶりにご一緒でき、また瀬々組に参加できるんだということがすごく嬉しかったです。

初めて脚本を読んだとき、私自身「この壮大なスケールの物語がどう映像化されるんだろう」とワクワクしましたし、同時に、役者の表現によって「深めがいのある作品」だと感じました。

私が演じた内藤瞳は、端から見れば「ひどい親」という記号的な存在かもしれません。でも、ただの分かりやすい人物にはしたくなかった。無気力でどこかアンバランスな、自分の人生に抗えなかった彼女の内面の揺らぎを、私なりに大切に汲み取りながら演じました。

観る時の立場、環境、年齢によって共感する人物が変わるような、色々な視点で楽しめる映画です。皆さんがどう受け取ってくださるのか、とても楽しみです。

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