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「そんな金はない!自分たちでなんとかしろ」仕事に必須の業務用ソフトを更新してくれない会社にブチ切れ

  • 2026.11.2
仕事で使うソフトの有効期限が近づいても「期限が切れてもまだ使える」と更新しない上司。そしてその日がついにやってきた。 画像提供:しゃけなかほいさん
仕事で使うソフトの有効期限が近づいても「期限が切れてもまだ使える」と更新しない上司。そしてその日がついにやってきた。 画像提供:しゃけなかほいさん

仕事に欠かせないソフトの有効期限が、あと1カ月で切れる。普通なら余裕を持って更新するところだが、上司に報告しても返ってきたのは「申請しとくわ」のひと言。何度催促しても状況は変わらず、ついに期限切れ当日を迎えてしまう。しゃけなかほいさん(@syake8989)が描くエッセイ漫画「【ブラック企業の日常】ありえないソフトの更新時期の対策方法」では、業務に必要なソフトすらまともに更新できない職場の実態が描かれる。期限が切れても上司は余裕の表情。しかし、その直後、会社全体を巻き込むとんでもない事態が発生する!

「切れてもしばらくは使える」!?

1-1 画像提供:しゃけなかほいさん
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1-2 画像提供:しゃけなかほいさん
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1-3 画像提供:しゃけなかほいさん
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入社から約1年が経った頃、しゃけなかほいさんの会社のパソコンに、仕事で使うソフトの有効期限があと1カ月で切れるという警告が表示された。これがなければ仕事にならない。すぐさま上司に報告すると、「申請しとくわ」と返事があった。これでひと安心……のはずだった。

ところが、いつまでたっても警告は消えない。しゃけなかほいさんは何度も更新を頼んだが、上司は一向に動こうとしない。期限が迫るなか、ついに我慢の限界を迎え、「あの、何度も言ってますが、今日でソフト切れるので、仕事できないんですけど!」と訴える。

それでも上司は、「切れてもしばらくは使えるから大丈夫」と半笑い。いや、仕事に必須のソフトなのだが!? あまりに無責任な返答に、怒りを通り越してあきれるしゃけなかほいさん。しかし、上司の楽観的な見通しは、あっさりと崩れ去ることになる。

いざパソコンに向かうと、画面にはソフトの購入を促す警告が表示され、作業ができない状態に。先ほどまで余裕だった上司も、さすがに焦ったのか、急いで部長のもとへ駆け込む。ところが、部長から返ってきたのは「そんな金あるか!?なんとかしろ!」という無茶ぶりだった。現場に必要なソフトを用意するだけの話が、いつの間にか上司の一大ピンチに発展してしまったのだ。

解決策はまさかの体験版!?

部長とのやりとりを終えた上司は席に戻ると、何やら無言で作業を開始。やがてしゃけなかほいさんに、新しいアカウント情報を書いたメモを渡し、「しばらく体験版で仕事して」と告げた。

正規版が使えないなら体験版で乗り切ればいい。そんな単純な話ではない。しゃけなかほいさんは仕事に合わせてソフトをカスタマイズしており、アカウントが変われば業務にも支障が出てしまう。しかも、体験版は商用利用が認められていない。問題点を説明しても、上司から返ってきたのは「いいから仕事して!」という言葉だった。

業務に必要なソフトは更新されず、規則に反する使い方を求められ、現場の困りごとは放置。会社としての対応を疑いたくなる状況だが、しゃけなかほいさんは言われるまま、しばらく体験版で仕事を続けることになった。漫画では、そんな理不尽な職場の実態が、思わずツッコミを入れたくなる展開とともに描かれている。

ソフトが購入されたのは1週間後

業務に必要なソフトの更新を何度も頼み、最終的には商用利用できない体験版で仕事をすることになったしゃけなかほいさん。通常なら期限切れの前に更新するか、企業として契約をまとめて管理するはずだが、当時の職場ではそうした対応がなされなかったという。

「普通の会社ならアラートが表示される前や表示されたら直ぐに更新、または企業で契約して一括更新かすると思うのですが、私の会社ではいつまでも対応してもらえませんでした。対応するどころか、管理職の上司は『切れてもしばらくは使える』と意味不明なことを言ってきたので、さすがに人間性を疑いました…」と、当時の心境を明かす。

結局、ソフトを購入してもらえたのは約1週間後だった。「こんな会社はここが初めてで、ブラック企業は誰に対してもブラックです」としゃけなかほいさん。さらに、当時は会社の業績も毎月赤字が続いていた時期だったという。「お客さんから離れていったのか、仕事に対してあぐらをかいてたのがばれたのか」と振り返る。

仕事をするために必要なものを用意してもらえない。問題を訴えてもまともに取り合ってもらえない。ソフトの更新という身近な出来事から浮かび上がるのは、働く人への配慮を欠いた職場の姿だ。しゃけなかほいさんの漫画は、ブラック企業で起こる理不尽な日常を、コミカルな描写のなかにリアルな実感を込めて伝えている。

■取材協力:しゃけなかほい(@syake8989)

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