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本を読まない小6息子が激変!「俺の知ってる本となんか違う」と自ら読破した1冊とは

  • 2026.11.1

12歳と5歳の男の子きょうだいを育てている、ライターのはなです。

本を読むのが好きな私は、物語に夢中になってページをめくる時間の楽しさを、小6の長男にも味わってほしいと思っていました。

「早く続きを読みたい!」と思えるような物語に出会ってほしい。できれば、私も一緒になって楽しめる作品だったらうれしい。そう思って手に取ったのが、はやみねかおる先生の「怪盗クイーン」シリーズでした。

実際に読んでみると、息子はもちろん、私もすっかり物語の世界に引き込まれることに。親子で読んだからこそ感じた、このシリーズの魅力をご紹介します。

ゲーム好きの小6男子が興味を持った一冊

長男は、時間ができると本よりもゲームを選ぶことが多く、自分から進んで読書をするタイプではありませんでした。

本をすすめても、なかなか手が伸びません。どうしたら「本が読みたい」と思える作品に出会えるだろうか。

そう考え、息子が興味を持てそうな作品を探してみることにしました。

長男が夢中になった『怪盗クイーンはサーカスがお好き』

「子どもが楽しめる本って何があるかな?」

そう考えたときに浮かんだのが、本好きの友人たちから何度もおすすめされていた、はやみねかおる先生の作品でした。

「子どものころによく読んでいた」「読書が好きになったきっかけだった」――そんな友人たちの話を思い出し、わが子も楽しめるかもしれないと思ったのです。

そこで選んだのが、シリーズ第1作『怪盗クイーンはサーカスがお好き』でした。

実際に親子で読んでみると、本人が興味を持ったのは、私が想像していたところとは少し違う部分でした。

小学生が読書に夢中になる理由1 「テンポよく展開するストーリー」

読み始める前から、「これって推理小説? 推理なら俺、得意だよ」と興味津々だった息子。

最初は私が読み聞かせる形で、一緒に物語を楽しむことに。全体の4分の1ほど読み進めたところで、ふとこんなことを言いました。

「この本、俺の知ってる本となんか違う。これなら最後まで読めそう」

理由を聞くと、「どんどん話が先に進むから」「この厚さだと、途中でつまらなくなったら読むのやめちゃうけど、これは飽きない」と教えてくれました。

『怪盗クイーンはサーカスがお好き』は、盗みの計画が動き出したと思えば新たな事件が起こり、さらに思いがけない展開へと進んでいきます。「この先どうなるんだろう」と気になる場面が次々と続くため、ページをめくる手が止まりません。

読むのを終えるたびに「今日はここまで?」「続きは明日読める?」と何度も聞いてきました。

私はこれまで、厚い本を見ると「この子には最後まで読むのは大変かもしれない」と、つい諦めていました。今回読んだ『怪盗クイーンはサーカスがお好き』は312ページ。これまでなら「まだ早い」と思っていたかもしれません。

けれど、楽しそうに続きを待ち、ついには一冊を最後まで読み終えたわが子の姿を見て、ページ数だけで「まだ難しい」と決めつける必要はなかったのだと気づきました。

「続きが知りたい」という気持ちがあれば、300ページを超える物語も楽しみながら読み進められる。そのこと自体が、私にとってもうれしい驚きでした。

小学生が読書に夢中になる理由2 「思わず好きになるキャラクター」

息子が気に入ったのは、ストーリーだけではありません。読みながら何度も口にしていたのが、「怪盗クイーン、キャラ濃いね~!」というひと言でした。

猫のノミ取りに夢中になるおちゃめな姿には、「怪盗なのに何してるの!」と大笑い。一方、獲物を狙う場面では、怪盗らしいかっこよさも見せます。

そんな振り幅がおもしろかったようで、「怪盗クイーン、笑える!」と楽しそうに話していました。

主人公のクイーンは、年齢も性別も国籍も不明というミステリアスな存在。それでいてユーモアたっぷりで、どこか憎めないところがあります。ジョーカーをはじめとする仲間や敵役も個性豊かで、次々と気になるキャラクターが登場します。

本人にとっては、物語の続きだけでなく、「次はクイーンが何をするんだろう」とキャラクターそのものが気になることも、ページをめくりたくなる理由のひとつになっていたようです。

cocreco親子で推しキャラを語る楽しみもありました。今のところ、私の推しはジョーカー(イラスト右)です。冷静で有能なのに、ときどき見せる人間味のある一面がたまりません。

小学生が読書に夢中になる理由3 「予想外すぎる展開に大笑い」

怪盗クイーンが空を舞ったり、登場人物が大砲の弾として発射されたりと、物語には思わず「そんなことある?」と言いたくなるような展開が次々に登場します。息子も「また空からご登場だよ!」とツッコミを入れながら楽しんでいました。

そんな姿につられて、私も思わず笑ってしまうことが何度もありました。

「次は何が起こるんだろう」と予想しながら読むのも楽しく、親子で一緒に盛り上がれるのも、本作の魅力だと感じました。

「怪盗クイーン」にわが子も夢中になった!

「心から楽しめる一冊に出会ってほしい」。そんな思いで手に取った「怪盗クイーン」シリーズでしたが、気づけば息子は「続きを読みたい」と言うようになり、ついには自分で本を買ってくるまでに。ここまで気に入ってくれるとは、私も想像していませんでした。

cocrecoなんと息子が自分で、次に読みたい『怪盗クイーン』シリーズの『ブラッククイーンは微笑まない』を買ってきました! 自分から「読みたい」と思って本を選んだことが、私もうれしかったです。

「怪盗クイーン」シリーズは、刊行順に読むと、ストーリーや登場人物同士の関係性をより楽しめます。写真の『ブラッククイーンは微笑まない』はシリーズ第10作目です。

「子どもが夢中になれる本を探している」という方は、第1作『怪盗クイーンはサーカスがお好き』を親子で楽しんでみるのもいいかもしれません。

※記事内画像はすべて撮影:はな

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