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「痛いんだよね」と言いながら100km超を走るウルトラマラソン日本代表……治療家がその身体に驚いたワケ

  • 2026.11.1

ウルトラマラソンの日本代表として活躍する30代女性のNさん。100kmを超えるレースでも好成績を残すトップランナーだが、身体のメンテナンスを担当する筆者には、以前から気になっていることがあった。それは、驚くほど身体が硬いことだった。

市役所勤務のウルトラマラソン日本代表

Nさんは市役所に勤務する30代の女性。小柄な体格ながら、100kmを超えるレースや24時間走などで好成績を残し、日本代表としても活躍する実力者だ。

学生時代から競技一筋だったわけではなく、社会人になってからウルトラマラソンで頭角を現したという。現在は筆者の治療院にも定期的に通い、身体のメンテナンスを続けている。

トップ選手なのに身体が驚くほど硬い

そんなNさんの身体を診るたびに、筆者は驚かされることがある。それは、一般の人と比べても身体が硬いということだ。特に脛の筋肉は硬くなりやすく、レース中に痛みを感じることも少なくないという。

しかし、Nさんは「痛いんだよね」と話しながらも、100km級のレースを走り抜き、好成績を残してしまう。もちろん、普段からケアを怠っているわけではない。定期的にメンテナンスを受けていても、こうした状態になるのだ。

痛みがない時はもっと速い?

これだけの痛みを抱えながら走れるのなら、痛みがない時にはさらに速く走れるのではないか。治療を担当する筆者は、そんな疑問を持つようになった。

ところが本人に聞いてみると、痛みがない時でもタイムは大きく変わらないという。身体の状態と競技成績が、筆者の予想したようには結びついていなかったのだ。もちろん、痛みがあっても問題ないという話ではない。それでも、身体の硬さや痛みだけでは説明できないNさんの競技力には、何度も驚かされている。

レースが終われば大好きなご飯

しかもNさんは、ウルトラマラソンだけでなくフルマラソンでも速い。距離もペース配分も異なる競技で、高いレベルの走りを続けている。

そんなNさんのもう一つの特徴が、食べることが大好きなこと。過酷なレースを終えた後には、大好きなご飯をしっかり食べ、また次の大会へ向けて走り始める。

治療家としては、できるだけ痛みのない状態で走ってほしいと思う。しかし、身体の硬さや痛みを抱えながらも結果を出し続けるNさんの姿には、これまでの経験だけでは説明しきれない驚きがある。トップアスリートの身体は、必ずしも想像通りではない。Nさんを診るたびに、そんなことを実感させられるのだった。

【体験者:30代・女性、回答時期:2026年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Qolyコラムニスト:おかもとたかひで - Qoly-Sports&the Style

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