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既読の時間が毎回違う彼→卓上カレンダーに記録した1か月、見えてきた規則性

  • 2026.11.3
ハウコレ

4日と2日。1か月分の記録に浮かんだ並びは、何度数え直しても崩れませんでした。思い切って理由を聞いた私に、彼が返してきたのは短い返事だけでした。
卓上カレンダーの余白に、小さな数字がびっしり並んでいました。書き込んだのは、彼に送ったメッセージに既読がついた時刻です。1か月分を見渡したとき、私はペンを握ったまま、しばらく数字の並びを見つめていました。

ばらばらな既読

彼とは付き合って半年になります。自分のことを、あまり話さない人でした。
寝る前に「おやすみ。明日も頑張ろうね」と送るのが、私の習慣です。書き込みを始めるより少し前から、そのメッセージに既読がつく時刻がばらばらになりました。送ってすぐに既読になる日もあれば、日付が変わってずいぶんたってから既読になる日もあります。
返事は、たいてい私が目を覚ます頃に届いていました。
「おはよう。今日もがんばって」
文面は優しいのに、既読から返事までの長い空白が、どうしても気になりました。

書き込み始めたカレンダー

気にしすぎだと分かっていても、確かめずにはいられませんでした。私は机の卓上カレンダーに、既読がついた時刻を書き込むことにしたのです。
1日目、2日目と続けるうちに、余白は数字で埋まっていきました。
1か月がたった日、私はカレンダーを机の上に広げ、数字の横に印をつけていきました。日付が変わってから既読がつく日が4日続くと、すぐに既読がつく日が2日。そしてまた、遅い既読が4日。
その並びは、1か月の間一度も崩れていませんでした。

決まった周期の意味

4日と2日。彼の毎日は、私の知らない決まりで動いているようでした。
思い返すと、彼と会えるのはいつも、すぐに既読がつく2日間のどちらかでした。それ以外の日に誘っても、「その日はちょっと」と断られていたのです。
私には言えない何かがあるのだろうか。それとも、私に合わせるのが負担になっているのだろうか。考えるほど目がさえて、私は彼にメッセージを送りました。
「既読の時間、毎日バラバラだよね。何してるの?」
既読がついたのは、それから3時間以上たってからです。返ってきたのは、短い文面でした。
「今度会ったときに、ちゃんと話す」

そして...

次に会う約束は、カレンダーの印が途切れる2日間のうちの1日になりました。
約束の日、私の部屋に来た彼は、1枚の紙を机に広げました。それから、私の知らなかったことを順番に話してくれました。
私も机の引き出しから卓上カレンダーを出して、その紙の横に並べました。
「書き込んでる間、ずっと怖かったんだよ」
私はそう言って、カレンダーの数字を指でなぞりました。
あの4日間、彼はどこで何をしていたのか。そして、なぜそれを今まで言えずにいたのでしょうか。
(20代女性・販売職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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