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「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」体験レポート!見どころを昆虫大好き中学生研究員が解説

  • 2026.11.1

国立科学博物館で開催中の特別展「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」。

本展では、いきもの五感、エネルギーの補給方法、サイズ適応術など、進化の過程で身につけたいきものたちの「驚きの能力や生存戦略」に大注目。国立科学博物館が誇る貴重な標本や最新の研究成果と、NHKが撮影してきた大迫力の自然映像を掛け合わせた大充実の展示内容となっています。

昆虫大好きな中学生研究員が見どころを解説!

そんな大注目の特別展「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」を昆虫が大好きな、動く図鑑MOVEの読者代表「MOVEラボ研究員」のしんご(中3)がレポートします。

cocreco左)MOVEラボ研究員・しんご(中3)、右)『いきもの超ワールド展』監修・井手竜也先生 (国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹)

「驚きの展示方法に注目してほしい」

こんにちは。MOVEラボ研究員のしんごです。

今回の科博の特別展は、これまでの特別展とは一味違って生物の多様性自体に焦点を当てた展示になっています。生物の多様性を五感や移動方法などに分けて6つのエリアで紹介。エリア別のテーマを生物ごとに比較していて、地球には多様で面白い生物がたくさんいるということがよく分かる展示でした。さまざまな生物がたくさん展示されていて、とても面白かったです!

僕がまず驚いたのは展示方法です。昆虫の標本をドーム状のカプセルに入れて展示していて、昆虫を風や空気などから守りつつさまざまな角度から観察できるようにしていました。

cocrecoドーム状のカプセルに標本が!

昆虫は標本箱に入ったままだと展示しているときには基本的に上からしか観察できないので、ドーム状のカプセルに入れることで形態の違いがうまく観察できるようになっていると思いました。

cocrecoあらゆる角度からじっくり観察できる!

特にニッポンハナダカバチの展示では和名にあるハナダカの部分がよく観察できるようになっていたり、カワラハンミョウの展示では普通の展足(標本をデザインする作業)ではなく立体的な展足をすることで脚の長さが分かりやすくなっていたりして、とても工夫された展示方法だと感動しました。

今回、昆虫の展示はあまり多くはない印象でしたが、井手先生によると全体の展示点数の4分の1を占めているそうです。

cocrecoカワラハンミョウの標本

他にも昆虫では、クロアナバチとキンモウアナバチというハチが展示されていました。この2種のハチは外見が似ているのですが、クロアナバチには白い毛が生えているのに対し、キンモウアナバチには名前のとおり金色の毛が生えています。この2種が並んで展示されていて、とてもかっこよかったです。

cocrecoクロアナバチ、キンモウアナバチの標本

このアナバチのなかまは狩りをするハチで、狩るエサが種ごとに違うところが面白いです。クロアナバチとキンモウアナバチはキリギリスのなかまを狩って幼虫に与えますが、サトセナガアナバチはゴキブリ、サトジガバチはイモムシを狩って幼虫に与えることで種をまたぐ競争が少なくなっています。狩るエサによって体の作りや大きさなどに違いがあり、昆虫の多様性と適応力の強さを感じることができます。

また、狩りの仕方は、毒針で獲物の体を麻痺させ、巣穴の中に運んで卵を産むことによって幼虫が育つまで腐りにくくなっています。これによって幼虫は育つときにエサに困りません。いつか飼育して幼虫の育つ過程を観察したいものです。

この記事の続きは、記事下のMOVE公式サイトへのリンクでチェック!

取材・文/工藤真悟(MOVEラボ研究員)

撮影/日下部真紀、工藤真悟(一部)、柴田佳秀(一部)

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