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「私が少なく渡してるって言いたいの?」お祝いの金額を尋ねると怒り出した義母。だが、お正月に明らかになった事実

  • 2026.11.1

電話で聞く金額と封筒の中身

80歳を超えた夫の祖父は、年に2回ほど電話をくれます。

電話のときはいつもお酒が入っている様子で、こんなことを言ってくれました。

「子どもたちにお金を送ったから、お義母さんからもらってね」

その金額は、5万円のときもあれば20万円のときもありました。

「そんなにたくさん、いただけませんよ」

私は毎回そう伝えていました。

ところが、義母から渡される封筒に入っているのは、いつも1万2千円だけでした。

最初は私の聞き間違いかと思いましたが、何度も続くと、さすがに気になります。

ただ、義母にはふだんから食事に連れて行ってもらっています。

お金のことを聞くのは気が引けて、なかなか言い出せませんでした。

それでも、ある日の昼、義実家の居間で思い切って尋ねてみました。

「あの、おじいちゃんからのお祝いなんですけど……電話では、もう少し多い金額を聞いていて」

すると義母は、急に険しい表情になりました。

「何?私が少なく渡してるって言いたいの?」

「いえ、そういうつもりじゃなくて。ちょっと気になったので…」

「おじいちゃん、いつも飲んで電話してくるでしょ。本当に嘘つきの酔っ払い!」

義母はあきれたように手を振りました。

「いつもそれだけしか送ってこないのよ」

そこまで言われると、私もそれ以上は聞けませんでした。

もしひいおじいちゃんの言っていた金額がすべて本当なら、これまでの差額は合わせて100万円近くになります。

でも、確かめる方法もなく、ずっと気になったままでした。

お正月に明らかになった金額

そんなある年のお正月、夫の家族が義実家に集まりました。

昼間、和室の座卓を囲んでいたのは、ひいおじいちゃん、義父、義母、夫、そして私です。子どもたちは隣の部屋で遊んでいました。

そのとき、まだお酒を飲んでいなかったひいおじいちゃんが、かばんから紙の束を取り出しました。

それは、これまでの送金の控えでした。

ひいおじいちゃんは、隣の部屋の子どもたちに声をかけました。

「おこづかい、ちゃんと届いたかい?」

そして、控えを見ながら義母のほうを向きました。

「この前は、20万円送ったんだがね」

私は思わず義母を見ました。

義母は湯のみを持ったまま、じっと黙っています。

夫が少し驚いた様子で聞きました。

「えっ、20万円?」

私は迷いましたが、ここで黙っていたら、また同じことになると思いました。

「あの……お義母さんからは、1万2千円をいただきました」

「1万2千円?」

夫が聞き返し、義父も義母のほうを見ました。

「それは、その……」

義母は何か言おうとしましたが、言葉が続きません。

「どういうこと?」

夫がもう一度聞くと、義母は目をそらして黙り込んでしまいました。

しばらくして、義父が口を開きました。

「あとで、ちゃんと話を聞かせてもらうよ」

義母は小さくうなずくだけでした。

その日のうちに、義父は義母と話をしました。

それからは、ひいおじいちゃんからのお祝いは、子どもたちの口座に直接振り込まれることになりました。

子どもたちも、ひいおじいちゃんにお礼の手紙を書きました。

結局、以前のお金がどうなっていたのか、私には詳しいことは分かりません。

ただ、あれ以来、少なくとも私の前で義母がひいおじいちゃんを「嘘つきの酔っ払い」と呼ぶことはなくなりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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