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「ラジオくらい、好きに流させろ」夜通し騒音を出す近所の主人。だが、住民4人で改めてお願いすると、思わぬ変化が

  • 2026.11.1

夜通し聞こえてくる作業小屋のラジオ

僕の家の近所に、以前、車の整備の仕事をしていた家があります。

何年か前に仕事はやめたものの、古い作業小屋はそのまま残っていました。

ところが、いつからかその小屋から夜通しラジオの音が聞こえるようになったのです。

寝室の窓からは、明かりのついた小屋が見えます。

夜中になってもラジオは止まらず、明け方まで音が聞こえてくることもありました。

最初は我慢していましたが、何日も続くとさすがに眠れません。

ある週末の夕方、僕は思い切ってその家を訪ねました。

玄関に出てきた主人に事情を話すと、面倒そうな顔をされました。

「すみません。夜中のラジオなんですけど、家の中まで聞こえてくるんです。少し音を小さくしてもらえませんか」

「ラジオくらい、好きに流させろ」

「昼間はいいんです。ただ、夜中は眠れなくて…」

すると、主人は不機嫌そうに言いました。

「昔からここでやってるんだ。後から来た人に、あれこれ言われたくないね」

「そうですか。でも、夜だけでも何とか…」

「もういいだろ」

そう言って、主人は玄関の戸を閉めてしまいました。

結局、その夜もラジオは明け方まで流れ続けました。

近所の人たちと再び訪ねると

このままでは困ると思い、僕は近所の人たちに相談しました。

すると、通りのほとんどの家で同じように音が気になり、夜眠れずに困っていることが分かったのです。

その中には、ラジオを流している家よりも前から住んでいる、角の家の年配のご主人もいました。

別の日の夕方、僕は近所の3人と一緒に、もう一度その家を訪ねました。

向かいの家の奥さん、角の家のご主人、斜め向かいの若いお父さんです。

玄関を開けた主人は、僕たちを見るなり嫌そうな顔をしました。

「またラジオの話かい?」

「はい。僕だけじゃなくて、皆さんも夜中の音で困っているんです」

僕がそう伝えると、主人は腕を組みました。

「でも、うちの敷地で聴いてるんだから。そこまで言われなくてもいいだろう」

そこで、角の家のご主人が口を開きました。

「うちにも聞こえてるんですよ。長いことこの通りに住んでますけど、夜中にあれだけ音がすると、なかなか眠れなくてね」

主人は角の家のご主人に目を向けました。

「ラジオを聴くなとは言いません。ただ、夜だけは止めてもらえませんかね」

向かいの奥さんも続けました。

「うちも同じなんです。夜だけでも静かにしてもらえると助かります」

若いお父さんも、隣でうなずいていました。

先日は「後から来た人に、あれこれ言われたくない」と話していた主人。

しかし、今は自分よりも長くこの通りに住んでいる人からも、同じことをお願いされています。

主人は角の家のご主人を見たまま、しばらく黙っていました。

僕たちも、それ以上は責めずに返事を待ちましたが、主人から言葉はありませんでした。

その日はそれで帰ることにしました。

ところが、その夜から作業小屋のラジオは夜になると止まるようになったのです。

主人がどう考えたのかは分かりません。それでも、ようやく静かな夜が戻り、僕は久しぶりに朝までぐっすり眠ることができました。

翌朝、向かいの奥さんから「昨日は静かでしたね」と声をかけられ、僕も思わず笑顔になりました。

それ以来、通りの人たちと以前よりもよく話すようになりました。一人では聞いてもらえなかったことも、みんなで伝えたことで状況が変わったのだと思います。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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