1. トップ
  2. 【ワキガ】「脇だけじゃない?」デリケートゾーンから発する“すそわきが”の悩みを専門医が解説!

【ワキガ】「脇だけじゃない?」デリケートゾーンから発する“すそわきが”の悩みを専門医が解説!

  • 2026.10.30

人には聞けない「すそわきが」の悩み

人には聞けない「すそわきが」の悩み
人には聞けない「すそわきが」の悩み

デリケートゾーンのニオイ、気になったことはありませんか?「毎日しっかり洗っているのにニオイが取れない」「下着からツンとしたニオイがする…」と、誰にも言えずに悩んでいる女性は少なくありません。人には聞けないデリケートゾーンのニオイ。セルフチェックの方法や正しいケアについて、「ウォブクリニック中目黒」総院長の高瀬聡子先生に伺いました。

Q1.「すそわきが」とはどのような症状なのでしょうか?脇のワキガと、原因やニオイの種類は同じですか?高瀬さん:「デリケートゾーン(陰部)からワキガ特有の強い臭いが発生する症状のことで、デリケートゾーンにある『アポクリン汗腺』から分泌された汗が、皮膚の常在菌に分解されることで、独特な臭いを発生させます。脇の下のワキガと基本的な発生の仕組みは同じですが、陰部と脇とでは、皮脂や汗、蒸れかたなど環境が異なるため、ニオイの種類は微妙に異なります。男女問わず発症し、脇の下のワキガ体質の人や耳垢が湿っている人に起こりやすい傾向があります」

Q2.「すそわきが」を見分けるポイントはありますか?高瀬さん:「デリケートゾーンから鉛筆の芯、ネギ、クミンのようなスパイシーな酸っぱいニオイがする場合や、下着に黄色や茶色の汗ジミが付着している場合、家族にワキガ体質の人がいる場合などは、『すそわきが』の可能性があります。また、一般的な汗のニオイの原因であるエクリン腺は、デリケートゾーンへの分布が少なく、アポクリン汗腺に比べてニオイの原因物質の分泌量も少ないため、デリケートゾーンで汗のニオイが気になる場合は注意が必要です。ニオイの原因は他にも、カンジダなどの婦人科系疾患によるケースも考えられますが、その場合はおりものの性状などに変化が見られることに加え、ニオイも異なります。炎症や痛み、かゆみなどの症状を伴う場合は、婦人科系疾患や性病など、『すそわきが』以外の疾患の可能性もあるため、すみやかに医療機関を受診しましょう」

Q3.「すそわきが」のNGなケア方法と、自宅でできる正しい対策を教えてください。 高瀬さん:「肌が乾燥して肌トラブルにつながるため、過度な洗浄はNG。乾燥などでかゆみが出た場合は騒いだりせず、治らないようであればクリニックを受診してください。セルフケアを行う際に大切なことは、陰部をこまめにやさしく洗浄することです。デリケートゾーン専用の洗浄剤を使用するのもよいでしょう。また、デリケートゾーンの通気性を良くすることで、雑菌繁殖を抑制し、匂いを軽減する効果が期待できます。綿や絹など天然素材で通気性・吸湿性にすぐれた下着やゆったりした服装を選び、汗をかいたら下着を替えるなど、デリケートゾーンに湿気をためず、清潔に保つことがポイントです」

Q4.クリニックではどのような治療が行われていますか?高瀬さん「炎症やかゆみがある場合はかゆみ止めなどの外用薬が処方されます。ニオイの原因を根本的に改善したい場合は、アポクリン汗腺を除去して、ニオイの発生源そのものを減らす治療や、レーザーなどによって皮膚の深部に刺激を与え、汗腺を熱変性・破壊してニオイを抑える治療などが挙げられます。また、医療脱毛などで陰毛を減らすことで、蒸れによる細菌の繁殖を抑える方法も有効です」

【まとめ】デリケートゾーンから鉛筆の芯やネギなどのような独特な酸っぱいニオイがした場合は、「すそわきが」かもしれません。過剰に洗浄したり、ニオイにフタをしようとナプキンを重ねづけしたりするとむしろ逆効果に。通気性のよい衣類ややさしい洗浄でデリケートゾーンを清潔に保つことがポイントです。セルフケアで改善しない場合は医療機関を受診して、適切な治療を行いましょう。

(LASISA編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ