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食事も満足にできない時代を生き抜いた92歳「今が一番幸せ」過酷な半生に学ぶ「幸福の条件」

  • 2026.10.30
親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話 画像提供:ゆっぺ(@yuppe2)
親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話 画像提供:ゆっぺ(@yuppe2)

ライブドアブログ「ゆっぺのゆる漫画ブログ」やInstagram(@yuppe2)でエッセイ漫画を描く漫画家のゆっぺさん。なかでも、2021年12月から執筆してきた「親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話」は完結後、電子書籍が発売された。読者からは「ほかの人にも読んでみてほしい」「人生で一番大切なことが書いてある漫画」など感動の声が続出している。主人公である92歳(取材時)のおばあちゃん・キヨさんと、作者である孫のゆっぺさんに本作について話を聞いた。

キヨのいとこにあたる義姉夫婦が越してきた
キヨのいとこにあたる義姉夫婦が越してきた
義母は、キヨと娘夫婦が仲良くするのをよしとせず…
義母は、キヨと娘夫婦が仲良くするのをよしとせず…
夜中に叩き起こし、まだ9歳のキヨにご飯の支度をさせる義母
夜中に叩き起こし、まだ9歳のキヨにご飯の支度をさせる義母

壮絶な実体験を描いたコミックエッセイ

「今が一番幸せ」――。そう笑顔で語るキヨさんの人生が、多くの読者の胸を打っている。ゆっぺさんによる本作「親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話」は、祖母・キヨさんの壮絶な実体験を描いたエッセイ漫画だ。かつては食事も満足に食べられず、生理用品すら簡単には手に入らない時代を生き抜いてきた。

92歳でひとり暮らしを満喫する現在の日常

現在のキヨさんは、息子夫婦の隣でひとり暮らしをしている。「とにかく気楽!食べたいものを自分で作って、休みたいときに休める。本当にこんな幸福なことはない」と語り、自由な毎日へ幸せを感じている様子だ。また、「健康であることもありがたい」と明かし、丈夫な体に産んでくれた母への感謝も忘れない。

そんなキヨさんには、これから挑戦したいこともたくさんあるという。家に保管している布でひな人形を作ったり、折り紙を楽しんだりしたいそうで、「生きているうちに、家にある材料をすべて使っていろいろ作りたい」と目を輝かせる。

作品に込められた現代人へのメッセージ

苦難の時代を生き抜いた祖母の姿を見て、ゆっぺさんは「昔と今を比べるだけで遙かに幸せだと思います」と語る。それでも現代では、「幸せを感じられない」という声が少なくない。「なぜ幸せな状況なのに、幸せを実感できないのだろう」という問いかけが、本作には込められている。

どんな状況でも前を向き続けるキヨさんの姿には、今を生きる私たちが忘れかけている大切なものが詰まっている。ぜひその生き方に触れてみてほしい。

取材協力・画像提供:ゆっぺ(@yuppe2)、キヨ

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