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福岡県朝倉市に家具と本が共存する新書店「AMA BOOKS」が誕生!地域文化と暮らしをつなぐ新たな交流拠点に

  • 2026.10.30

地域メディア「アサクラノート」を運営するアサクラノートは、福岡県朝倉市にて家具と本が出会う書店「AMA BOOKS(アマブックス)」を12月4日(金)にオープンする。

地域を編集する雑誌メディアの挑戦

アサクラノートは、2022年に福岡県朝倉市の地域情報マガジン「アサクラノート」を創刊。これまで雑誌の発行に加えて、地域企業と連携したマーケットイベントや映画祭、ブックイベントなどを通じて朝倉の人や企業、文化の魅力を発信してきた。

大切にしているのは、その土地に根づく人・もの・文化を単に紹介するのではなく、ローカルならではの土着感とともに編集して新しい価値や見方を生み出すという考え方。昔からあるものも新しく生まれたものも独自の視点で捉え直し、今の時代のカルチャーとして表現する中で「イベントの日だけではなく、日常的に人が集まれる場所をつくりたい」との思いが生まれた。

そして今回、アサクラノートの「地域を編集する」活動をリアルな場所へ広げるべく、書店事業に挑戦。朝倉市に本社を置く1946年創業の家具メーカーであるナガノインテリアのショップ内に、「AMA BOOKS」を出店する。

イベントを機に新しい書店の企画が始動

「AMA BOOKS」誕生のきっかけは、2025年にナガノインテリアのショールームで開催されたブックイベント「FUK BOOK ―文化はいつも本のそばから―」。

福岡県内の独立系書店や出版社など本に関わる人々が集まり、家具に囲まれた空間には多くの人が来場した。

そこで気付いたのが、暮らしをつくる家具と、人生や価値観を豊かにする本は相性がいいこと。イベント終了後、ナガノインテリア代表の永野氏と朝倉のこれからについて話す中で、「この空間の中に本屋をつくれないだろうか」というアイデアが生まれ、プロジェクトが動き始めた。

店名の「AMA」は所在地の甘木(あまぎ)に由来。またこの3文字には「A More Asakura.」、つまり「もっと朝倉。」というもう1つの意味も込められている。

もう1冊、本と出会う。もう1人、面白い人と出会う。もう1つ、知らなかった文化と出会う。そんな本との偶然の出会いを大切にしながら、「本を通じて、暮らしと地域をゆるやかにつなぐ、朝倉の文化拠点」をコンセプトに人や企業、さまざまな文化が交わる場所を目指す。

家具×本の新たな文化拠点

新しい書店の舞台となるのは、ナガノインテリアの朝倉総本店だ。

天然木を生かした椅子やテーブル、ソファなどの家具が並ぶショップの一角で、本と家具が共存。書店と家具店それぞれの魅力を掛け合わせ、本と暮らしを楽しむ新しい空間を提案する。

家具を見に来た人が偶然本と出会い、本を探しに来た人が家具と出会う。お気に入りの椅子に座って気になった1冊を開いたり、そこに居合わせた人との会話が生まれたりするなど、本や家具、人、地域文化の自然な交流を目指している。

また、地域の人や文化を取材・発信してきたアサクラノートの視点から、「AMA BOOKS」ならではの本棚を編集。アートや建築、写真、デザイン、インテリア、暮らし、食、地域文化などを中心に、日常に新しい発見や視点をもたらす個性豊かな本を1冊1冊丁寧に選ぶ。

選書の監修には福岡を代表する独立系書店のブックスキューブリックより代表の大井実氏を迎え、長年の書店経営で培われた知識や経験も取り入れる。

さらに日本出版販売との出版取次による常設書店として運営し、今後は著者や編集者を招いたトークイベント、展示、地域をテーマにした選書、地域企業や学生とのプロジェクトなどを予定。本屋であることを大切にしたうえで、朝倉で新しい文化に出会う入口へと育てていく。

地域の本屋にできること

人口減少、読書離れ、全国で減り続ける書店。本をインターネットで買ったり電子書籍で読んだりできるようになった今、地方で新しく書店を始めることは決して簡単ではない。

それでもアサクラノートは、本屋という場所には本を買うこと以上の役割があり、まだまだできることがあると考えている。

人の顔が見える距離感があり、地域に根ざした企業や店があり、新しい挑戦を応援し合える土壌がある朝倉で、10年後、20年後に「AMA BOOKSがあってよかった。」と思ってもらえる場所をつくっていきたいとしている。

書店と家具店の魅力を融合させた空間で、日々の暮らしに寄り添う新たな出会いを届けていく。

■AMA BOOKS 住所:福岡県朝倉市甘木2153 ナガノインテリア朝倉総本店ショップ内

アサクラノート公式HP:https://asakuranote.jp アサクラノート公式Instagram:https://www.instagram.com/ask.note

(紫原もこ)

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