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36歳で急死のヘイデン・パネッティーア、警察が「事故死」と判断

  • 2026.10.29

ドラマ『HEROES/ヒーローズ』や『ナッシュビル』で知られる女優ヘイデン・パネッティーアが、サウスカロライナ州グリーンビルで36歳で亡くなってから2カ月あまり。地元のグリーンビル警察が米時間10月28日、ヘイデンの死を「事故死」と判断し、捜査を終えたことを明らかにした。

死亡当日の現場で、元交際相手のブライアン・ヒッカーソンがオピオイドの過剰摂取に対する拮抗薬「ナルカン」を投与していたと警察の報告書で明らかになったのは8月下旬のこと。その後も続いていた警察の捜査に、ひとつの区切りがついたことになる。(フロントロウ編集部)

グリーンビル警察「事故死と判断」

米Page Sixの取材に応じたグリーンビル警察の担当者は、「検視官の判断と捜査結果に基づき、ヘイデン・パネッティーアの死は事故死と判断されました。グリーンビル警察は捜査を終了しました」とコメント。米ABC Newsにも同様の声明が出されている。

ヘイデンは米時間8月16日の午後、一時的に滞在していたグリーンビルのアパートで意識のない状態で発見された。午後1時51分ごろに「心停止の女性がいる」との911通報があり、救急隊が蘇生を試みたものの、午後2時32分に死亡が確認された。現場には、ブライアンと弟のザックが居合わせていた。通報したのはザックで、オペレーターと話しながら心肺蘇生(CPR)を行っていたことが通報時の音声から明らかになっている。

今回の発表では、逮捕や起訴についての言及はなかった。現時点で、ヘイデンの死に関連して刑事責任を問われた人物がいるとの報道はない。

検視局の結論から約1カ月、続いていた警察の捜査

死因そのものは、9月の時点ですでに明らかになっていた。グリーンビル郡検視局は米時間9月22日、毒物検査の結果を踏まえ、フェンタニルとその関連物質である4-ANPP、抗不安薬のアルプラゾラム、筋弛緩薬のメトカルバモール、抗精神病薬のクエチアピンによる複合的な中毒作用を死因と発表。死亡の態様は事故死と判断され、解剖では死因につながる外傷は確認されなかった。

検視局はこの時点で調査を終えていたが、警察は独自の捜査を続けていた。ABC Newsによると、捜査はグリーンビル警察が主導し、8月下旬からは米麻薬取締局(DEA)も加わっていた。ヘイデンが亡くなる前日にロサンゼルスから移動していたことから、捜査はサウスカロライナ州だけでなく、カリフォルニア州にも及んでいたという。

9月には、ヘイデンが亡くなる少し前にも薬物の過剰摂取を起こし、カリフォルニア州マリブの依存症治療施設に2~3週間滞在していたことが、検視局の報告書から明らかになった。父スキップは捜査員に対し、ヘイデンが20代前半から依存症に苦しみ、娘カヤの出産後に症状が悪化したと話していたという。

「この旅はまだ終わっていない」と語っていた母

検視結果が発表された9月22日、母レスリー・ヴォーゲルはABC Newsに声明を寄せていた。

「この旅はまだ終わっていません。検視報告書には『フェンタニルによる事故死』とありますが、それによって致死量の薬物を供給した人物の責任が免除されるわけではありません」

さらにレスリーは、これからは心の傷を癒やしていく道のりになるとしながらも、引き続き「ヘイデンのための正義」を求めていく姿勢を示していた。

フェンタニルの入手経路をたどる捜査が進むとみられていたなかでの、今回の捜査終結。警察の発表では薬物の供給元について触れられておらず、レスリーが捜査終結をどう受け止めているのかも、現時点では伝えられていない。

ヘイデンは2026年5月に回顧録『This Is Me: A Reckoning』を出版し、子役時代の経験や、アルコールやオピオイドへの依存、産後うつとの闘いを率直につづっていた。

9月19日にはマリブで親族や親しい関係者を招いたお別れの会が開かれ、かつての共演者を含む約150人が参列。『ナッシュビル』で共演したコニー・ブリットンやチャールズ・エステンも駆けつけ、チャールズは劇中歌「Free」を歌い、ヘイデンを送り出した。

※本記事は薬物依存・メンタルヘルスに関する内容を含みます。心の健康や依存症について相談したい場合は、下記をご利用ください。

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