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起業家のベストバイ|「シャネル」のバッグ、「ザ・ロウ」のジャケット、「ヴァンクリーフ&アーペル」のウォッチ

  • 2026.10.28
Hearst Owned

起業やフリーランスなど、自分らしい働き方で輝く女性=OWN BOSS WOMENが、人生を振り返りながら、仕事やライフステージの節目で選んだ3つの名品を紹介。それぞれを手にした背景や、アイテムに込められた思いとは?

Risako Sueyoshi
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林聖子/ブライダルジュエリーブランドCEO

林聖子(はやし・せいこ)1986年、東京都生まれ。起業家、3児の母。ファッションエディターやアクセサリーデザイナーを経て、ジュエリーブランド「アトリエ エスティー キャット」を設立し、オーダーメイドの結婚・婚約指輪を展開。2023年10月、代々木上原のCaboにショップをリニューアルオープン。2026年6月には、婚約指輪専門店として2店舗目をオープン。ELLEスタイルインサイダーとしても活躍中。

Risako Sueyoshi

好きから始まったものづくりから、ブライダルジュエリーの世界へ

大学時代にアメリカへ留学し、美術史やファッションビジネスを学んだ林さん。帰国後はファッション誌の編集者を経て、フリーランスのライターやPRとして活動する傍ら、アクセサリー作りを始めた。転機となったのは、ブランド立ち上げ後に通った専門スクールでのこと。「本格的に彫金を学んだことで、アクセサリーからジュエリーへとものづくりの幅が広がりました。振り返ると、自分の成長のために初めて大きく投資したタイミングだったと思います」

2014年に「アトリエ エスティー キャット」をスタートし、2017年に法人化。世田谷に店舗を構え、その後青山へ移転するなど、着実にブランドを成長させてきた。そんななか、大きな転機となったのがコロナ禍だった。「シルバージュエリーの競合も増え、価格競争をするより、自分たちの強みを生かしたほうがいいと考えるようになりました。彫金の専門スクールで学んできたことや、自社で製造できる環境を生かして、2022年からブライダルにシフト。2023年には代々木上原へ移転し、2026年6月には2店舗目となる婚約指輪の専門店もオープンしました」

2026年にオープンした2店舗目はエンゲージメントリングの専門店。内装は、男性が入りやすい落ち着いた雰囲気に仕上げた。 ateiler ST,CAT

3児の母でもある林さんは、子育て中のスタッフにも柔軟に寄り添えるチーム作りを目指している。「子どものことで急な呼び出しがあっても、“気にせず行ってきてください”と送り出したい。そのぶん、どこかでリカバリーできればいいと言い合える環境づくりを意識しています」。子育てに経営、さまざまな変化と向き合ってきた林さんが大切にしているのは、立ち止まらないこと。「現状を維持するだけでは、気が付かないうちに後退してしまう。だから、少しずつでも変化し続けないといけないと思っています。私たちが目指しているのはジュエリーを選ぶだけではなく、結婚を控えたお二人が、互いの関係により向き合えるような場所。その先の人生の節目にも寄り添えるようなお店にしていきたいですね」

そんな林さんのキャリアの節目を支えてきた名品とは?

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ベストバイ①「シャネル」の“11.12”クラシック ハンドバッグ

経営者として新たなステージをともにする憧れのバッグ

ひとつめは、2023年に購入したシャネルのキルティングバッグ。東京都の女性起業家支援プログラム「APT Women」に採択されるなど、経営者として新たなステージに踏み出した時期に購入したのだそう。「少しフォーマルな場に出る機会が増え、そういったシーンで持てるバッグが欲しいと思っていたんです。『シャネル』のキルティングバッグなら、最初から黒と決めていました。子どもがいることもあって、素材は傷が目立ちにくいキャビアスキンに。チェーンやロゴもシルバーなら、少しクールに落ち着いた印象で持てるかなって。普段はマニッシュなパンツスーツに合わせることが多いですね。クラシックなフォルムやチェーンの重さも含めて、持つと心がピリッと引き締まります」

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ベストバイ②「ザ・ロウ」のジャケット

3人目を妊娠中、仕事モードの自分を後押ししてくれたジャケット

ふたつめは、3人目を妊娠中の2024年に購入したという「ザ・ロウ」のジャケット。仕事モードへと気持ちを切り替えてくれる存在なのだそう。「母としてだけでなく、ビジネスパーソンとしての自分を後押ししてくれる一着を求めていました。『ザ・ロウ』はテーラリングがすごくすてきなブランドで、バッグや靴は持っていましたが、服を買うなら最初はジャケットがいいと思っていたんです。妊娠中は体だけでなく、気持ちや雰囲気も自然と柔らかくなっていく。そんな変化を楽しみながらも、仕事のときは気持ちを切り替えたくて。上質なウールでしっかりとした重みがあり、フェミニンさもありつつ、かっこよさもある。着ると心までシャキッとして、内面も外見も一段引き上げてくれるような頼もしい一着です」

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ベストバイ③「ヴァンクリーフ&アーペル」の“アルハンブラ”ウォッチ

経験を重ねた今の自分にフィットするジュエリーウォッチ

3つめは、2025年末に購入したという「ヴァン クリーフ&アーペル」の時計。「もともとはオニキスのジュエリーを探していたのですが、ショップで時計も見せていただいて。白い文字盤ならベルトを替えてさまざまな表情を楽しめるし、着物にも合わせやすいと聞いて、これだと思いました。貝を用いた文字盤や、“アルハンブラ”のディテールなど繊細なたたずまいにも惹かれました。以前は『自分には少しかわいすぎるかな』と思っていたのですが、年齢を重ねた今は自然としっくりくるようになって。母として参加する行事では、少し柔らかな着こなしを楽しみたい。そんな今の自分にちょうどよくなじんでくれるんです」

※ご紹介したアイテムはすべて私物のため、各ブティックへのお問い合わせはお控えください。

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