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キリン「ホームタップ」会員がホップ収穫からビール開発に参加!遠野産ホップ100%のクラフトビールを限定発売

  • 2026.10.26

キリンビールが展開する会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」の会員20人が参加する「遠野ホップ“つくり手”体験イベント」が、岩手県遠野市で開催された。ホップの収穫からクラフトビールの商品開発までを体験する企画で、参加者の意見を取り入れたオリジナルビールが11月上旬に数量限定で発売される予定だ。

日本有数のホップ産地である遠野市を舞台に、普段はビールを楽しむ「飲み手」が「つくり手」の立場から商品づくりに参加。ホップ生産者や醸造家との交流を通じて、ビールの原料や製造工程への理解を深めた。

遠野産ホップ100%のクラフトビールを共同開発
ホップ収穫

参加者は、クラフトビール醸造所「GOOD HOPS」で醸造工程を見学した後、ホップ畑で収穫を体験。加工工場も訪れ、収穫したホップがビールの原料になるまでの工程を学んだ。

その後、GOOD HOPSを手がける株式会社BrewGoodの代表取締役・田村淳一氏と、「ホップ博士」の愛称で知られる村上敦司氏を交え、オリジナルクラフトビールの開発に向けたワークショップを実施した。

商品コンセプトは「遠野産ホップのみを使用し、その魅力を最大限に引き出すビール」に決定。参加者は遠野産の「Cascade」「IBUKI」「NoWind」の3品種について、香りや加工方法による違いを体験した。

さらに、GOOD HOPSが用意した試験醸造ビールを試飲し、「香り」「苦味」「ボディ」「酸味」「甘味」の5項目を評価。味わいやレシピについて意見を交わした。

村上氏は「試験醸造品を試飲しながら消費者の皆さんと議論するのは、私たちにとっても初めての挑戦です。遠野産ホップ100%だからこそ生まれる新しい味わいやアイデアに期待しています」と語った。

11月上旬に数量限定発売、売上の一部をホップ栽培支援に活用
ホームタップ

今回開発するクラフトビールは、参加者の評価に加え、商品名やラベルデザインのアイデアも取り入れ、村上氏の監修のもと商品化を進めている。GOOD HOPSにとって、一般消費者との初の共同開発商品となる。

11月上旬から数量限定で発売する予定で、360ml缶はGOOD HOPSのオンラインサイトと直営店で販売。樽商品は直営店や一部飲食店で提供される。

遠野市とキリンビールは1963年にホップの契約栽培を開始し、今年で63年目を迎えた。地域活性化を目指す「TK(遠野×キリン)プロジェクト」も20年目となり、持続可能なホップ栽培とまちづくりに取り組んでいる。

GOOD HOPSでは、商品売上の1%をホップ栽培現場の課題解決に役立てる活動を進めており、今回のクラフトビールの売上収益の一部も、遠野のホップ栽培支援に活用される。

参加者からは「つくり手の顔や手仕事、フレッシュなホップの香りに触れることで、日常のビールタイムが何倍も愛おしく、特別なものに変わりました」との声も寄せられた。

今回の取り組みは、消費者が生産者や醸造家とともに商品開発に参加することで、遠野産ホップの魅力や産地の取り組みを知る機会となった。

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