1. トップ
  2. トレンド
  3. 農水省「絶対に食べないで」かつては食用…地方によって別名がある“恐ろしいきのこ”に「知らずに食べている可能性も」

農水省「絶対に食べないで」かつては食用…地方によって別名がある“恐ろしいきのこ”に「知らずに食べている可能性も」

  • 2026.11.1
undefined
出典元;PIXTA(画像はイメージです)

かつては食用とされていたものの、現在は食べないよう呼びかけられている「スギヒラタケ」。農林水産省によると、食べた後に急性脳症を発症し、死亡した事例も報告されています。

農林水産省の公式X(旧Twitter)アカウント(@MAFF_JAPAN)は、2026年10月28日、スギヒラタケについて注意喚起しました。食べることの危険性に加え、地方によって異なる呼び名にも注意を促しています。

かつては食用だったスギヒラタケに「絶対に食べないで」

農林水産省は、投稿で次のように注意を呼びかけています。

「スギヒラタケは、かつては食用とされていましたが、食べた後に急性脳症を発症し、死亡した事例も報告されています。絶対に食べないで下さい。」

投稿には、スギヒラタケの写真と、地方によって異なる呼び名の一覧画像が添えられています。

同省の公式サイトによると、スギヒラタケは、スギやマツなどの針葉樹の切り株や倒木に生える白いきのこです。かつては東北、北陸、中部地方を中心に、野生のものが広く食べられていました。

しかし、平成16年以降、スギヒラタケを食べたことが原因と考えられる急性脳症の事例が多数報告されるようになりました。腎臓の機能に異常が認められない場合でも、食べた後に発症し、死亡した事例が確認されています。

農林水産省は、年齢や健康状態にかかわらず、どの地域で採れたものでも、どのような調理法でも食べないよう求めています。

「スギカノカ」「スギゴケ」など、別の名前にも注意

今回の投稿では、もうひとつ、地方によって異なる呼び名についても注意を促しています。

農林水産省は「地方によって様々な別名があり、スギヒラタケとは知らずに食べている可能性がありますので、ご注意を!」と説明しています。

紹介されている呼び名には、「スギカノカ」「スギモダシ」「スギゴケ」「スギシメジ」「ユキタケ」などがあります。ほかにも多くの名称が掲載されているため、詳しくは上記の投稿に添付された一覧画像を確認してください。

ただし、これらの名前は、地方によっては別種のきのこの名称や俗称として使われている場合もあるそうです。同じきのこが異なる名前で呼ばれる一方、同じ呼び名が別のきのこを指す場合もあり、名前だけでは判断できません。

農林水産省は、スギヒラタケの可能性がある野生きのこは、食べたり、人に譲ったりしないよう呼びかけています。

呼び名の多さへの驚きと、野生きのこを食べることへの不安

SNSでは、「こんなに呼び名があるんだ」と、別名の多さに驚く声が見られました。注意喚起で紹介された名前を知らなくても、地域で使われている別名なら聞き覚えがある、という人もいるかもしれません。

一方で、「怖い。詳しくないなら、スーパーで売っているきのこだけにしておこう」と、野生きのこを食べることに慎重な声も上がっています。名称の多さへの驚きだけでなく、自分で判断して食べることへの怖さを語る反応もありました。

かつて食用とされていたことと、現在も安全に食べられることは別です。きのこ採りをする家族などと、今回の投稿や呼び名の一覧を共有しておくのもよいでしょう。

昔食べていたきのこでも、いまの情報を確認して

農林水産省は、古い書籍やウェブサイトで、スギヒラタケが「食用きのこ」として紹介されている場合があることにも注意を促しています。過去に食べた経験がある人や、少量しか食べなかった人にも発症事例があるといいます。

以前食べて問題がなかったことや、昔の資料に食用と書かれていることを、安全の根拠にはできません。身近な呼び名のきのこであっても、スギヒラタケの可能性があるものは、食べず、人にも譲らないようにしましょう。


参考:
スギヒラタケは食べないで!(農林水産省)
農林水産省(@MAFF_JAPAN)公式Xアカウント 2026年10月28日投稿

の記事をもっとみる

注目コンテンツ