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「死の数日前のような感覚」スコットランド記録を持つ美女スプリンター、1日22時間半ベッドでの生活を余儀なくされる

  • 2026.10.26

2021年の東京五輪に陸上女子短距離の英国代表として出場したベス・ドビン(32)が、1日のうち22時間半をベッドの上で過ごしている。人生を一変させた難病の認知度を高めるため、英公共放送『BBC』の取材に現在の状況を語った。

スコットランド記録保持者が一転「死の数日前のよう」

ドビンは東京五輪の女子200mで準決勝に進み、22秒50のスコットランド記録を持つトップアスリートだ。しかし、2021年から2022年にかけての冬に新型コロナウイルスと腺熱に立て続けに感染して以降、体調は徐々に悪化した。レースのスタート時に足の感覚がなくなり、フライングしてしまうこともあったという。診断は筋痛性脳脊髄炎(ME)だった。MEは、強い疲労感によって日常生活を送るのが困難となる原因不明の難病だ。

ドビンは現在、1日22時間半をベッドの上で過ごし、起き上がるのは食事とトイレの時だけだ。今年に入って家を出たのはわずか5回にとどまっている。ドビンは同局の取材に「ただの疲労であってほしかった。それなら公園を散歩するようなもの。体全体が機能を停止し、死の数日前にいるような感覚」と語った。血液検査のための通院だけで数カ月寝込んだこともあり、30分に及ぶこのインタビューも2027年に影響するかもしれないという。今年4月13日(現地時間)には、競技からの引退を発表している。

「声を上げる義務がある」アスリートとしての使命感

画像: 「声を上げる義務がある」アスリートとしての使命感

MEには確立された治療法がない。ドビンは同局の取材に「将来的には、解決策があると願っています」と話し、「私にはわずかな発信力があります。だから、認知度を高めるために声を上げる義務があると感じています」と述べている。妹のフェイさんは、『ME Research UK』への寄付金を集めるため、ヨークシャー・マラソンに出場する予定だという。

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