1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「夫と2人きりの休日は憂うつ」と感じたら。自分の本音を見極める5つの質問【岡野あつこ監修】

「夫と2人きりの休日は憂うつ」と感じたら。自分の本音を見極める5つの質問【岡野あつこ監修】

  • 2026.10.24
夫にときめかない、でも離婚したいわけでもない。今の自分自身の気持ちが「愛か情か」、5つの質問で確かめてみませんか。相談件数4万件の離婚カウンセラーが、熟年夫婦の新しい関係のつくり方をご紹介します。(※サムネイル画像:Shutterstock.com)
夫にときめかない、でも離婚したいわけでもない。今の自分自身の気持ちが「愛か情か」、5つの質問で確かめてみませんか。相談件数4万件の離婚カウンセラーが、熟年夫婦の新しい関係のつくり方をご紹介します。(※サムネイル画像:Shutterstock.com)

「夫を愛していない気がする。でも離婚したいわけでもない」

長年連れ添うと、自分の感情が分からなくなる瞬間があります。ドキドキはしなくても、いなくなったら寂しい……これは「愛」なのか、それとも「情」なのか。

5つの質問を通して、今のあなたの本音とこれからの夫婦の形を見つめ直してみましょう。

質問1. 夫と2人きりの休日は楽しみですか? 気が重いですか?

「2人で出かけたい!」と思うなら、まだ夫婦として一緒に楽しみたい気持ちがあるのでしょう。

一方、「できれば別々に過ごしたい……」と感じることも決して珍しくありません。それに、2人で過ごすことは気が進まないからといって、それだけで愛情がないとは限らないのです。

休日を別々に過ごしても「熟年離婚の危機」ではない

夫婦だから「休日も一緒」をルールにすると、苦しくなるもの。別々に好きなことを楽しみ、晩ご飯を食べながら「今日はどうだった?」と会話する……そんな距離感でも互いが自分らしくいられるなら、それもすてきな夫婦の形です。

質問2. 夫が病気で寝込んだら心配ですか? 面倒に感じますか?

「大丈夫かな?」と自然に心配になるなら、そこにはパートナーを大切に思う気持ちが残っています。

一方、「ああ、私が世話をしなきゃいけないのか……」「うつされたら困るな……」などと感じたとしても、自分を責めないでください。愛情がないからではなく、あなた自身が少し疲れているサインかもしれません。

「思いやり」と「自己犠牲」を混同しない

相手を大切にすることと、何でも自分が引き受けることは別です。「今日はここまでやるけれど、明日は仕事を休めないから自分でお願いね」「私も疲れているから寝るけれど、何かあったら起こしてね」などと、相手を大切にしながら自分の心と体もいたわりましょう。

質問3. 夫にうれしい出来事があったら自分もうれしいですか?

夫が仕事で評価されたり、趣味でいい結果を出したりしたとき、「よかったね!」と素直に思えるでしょうか?

もし喜べなくても、夫への愛が消えたというわけではありません。もしかすると、そこには「私ががんばったときは、認めてくれなかったのに……」というあなた自身の寂しさが隠れている可能性もあります。

相手への小さな感謝をあなたの方から言葉にする

「ありがとう」「助かったわ」――まずは1日1回、あなたの方から感謝を言葉にしてみましょう。相手を認める習慣は、自分も認めてもらえる関係をつくる第一歩。小さな感謝を積み重ねて「お互いさま」の関係が育っていけば、相手の喜びも自然と自分ごとのように感じられるようになります。

質問4. 夫がいない老後を想像すると寂しいですか? ホッとしますか?

「寂しい」と思うなら、夫はすでに人生の大切な一部なのでしょう。

一方で、「ホッとする」と感じる人もいるかもしれません。でもそれは、夫が嫌いだからとは限りません。今の暮らしの中で、自分の自由な時間が足りていないサインかもしれないのです。

夫婦であっても「自分だけの時間」を持つ

友人と会う、趣味を楽しむ、1人で出掛ける――そんなふうに、夫以外の世界を持つことで、かえって夫との時間を穏やかに過ごせるようになることもあります。

1人で出かけるのは気がひけるなら、夫に予定がある日に合わせて、自分の予定を入れてしまうのも手。「それなら私も今日は出掛けるわね」と笑顔で軽やかにお出かけしましょう。

質問5. 夫とはじめて出会ったと仮定したとき、もう一度結婚したいですか?

「もちろん!」という人もいれば、「うーん、どうだろう」と迷う人もいるでしょう。

ここで「YES」と言えなかったとしても、今までの結婚生活が間違いだったわけではありません。

独身の頃と今とで幸せの尺度が違って当然だからです。この答えだけで焦ったり、離婚を考えたりする必要はありませんよ。

無理に恋人時代に戻ろうとしなくてもいい

若い頃のように愛し合おうとするより、「これからの2人にとって、どんな関係が心地いいか?」を考えてみましょう。会話が少なくても互いの時間を尊重し、困ったときには支え合える。そんな夫婦の形があってもいいのです。

「愛」か「情」かの答えを出さなくてもいい

さて、5つの質問に答えてみて、いかがでしたか?「やっぱり愛している」と思った人も、「もう情しかないのかも」と感じた人もいるでしょう。

でも、何十年も喜びや苦労を分かち合ってきたからこそ生まれた情は、若い頃の恋とは違う深い結び付きです。ときめかなくても大切に思える。離れている時間が好きでも、一緒にいる安心感がある。そんな関係も、夫婦の幸せの形です。

「愛か情か」より大事なのは、「この人とこれからも心穏やかに暮らしたいか」。その気持ちがあるなら、今の2人に合った夫婦の形をつくっていけばいい。もし気持ちが薄れているなら、我慢を続けるより「これから幸せになるために何を変えたいか」を考えるきっかけにしてください。

夫婦の愛情に、決まった正解はありません。あなた自身が「この関係でよかった」と思えたら、それが2人の答えです。


岡野 あつこプロフィール

夫婦問題研究家、パートナーシップアドバイザー、NPO日本家族問題相談連盟理事長。立命館大学産業社会学部卒業、立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科修了。自らの離婚経験を生かし、離婚カウンセリングという前人未踏の分野を確立。32年間で相談件数3万8000件以上、2200人以上の離婚カウンセラーを創出。著書多数。近著に『夫婦がベストパートナーに変わる77の魔法』。

文:岡野 あつこ(離婚ガイド)

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ