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「今年こそはA判定を!」→ 体力テスト当日の朝、張り裂けるようなお腹の痛みに見舞われ大ピンチ!?

  • 2026.10.23

筆者の知り合いであるYさんが小学校6年生のときの話。体力テストで念願のA判定を取れるだろうと自信があった5年生のYさんは、体力テストの前日に骨折してしまいD判定に終わってしまった。そして迎えた6年生、今年こそはA判定を! と、前年よりもさらに気合いを入れていたYさんだったが、またもや大事件が──!?

1年前の苦い思い出と、今年にかける思い

「今年の体力テストこそ、無念を絶対に晴らしたい!」──そう心に決めた小学校6年生の僕。なぜ
体力テストに思い入れがあるのかというと、悔やんでも悔やみきれない大失態を小学校5年生のときにしてしまったからだ。

僕の体力テストの結果は、小学校3年生でC判定、4年生でB判定だった。4年生ではあと数点でA判定だったこともあり、5年生では念願のA判定を取れるだろうと強い自信と手応えがあった。しかし、体力テスト前日に放課後に木から落下して骨折。その結果、怪我のためにほとんどの種目を実施できずD判定に終わってしまったのである。

そして6年生。もう同じ過ちは絶対にしないと気合いを入れていた。去年のような怪我をしないように危険な遊びは控え、練習できるものは自宅で練習し、入念な準備をしてきた。体力テスト前夜、全てが順調に進んでいた僕は気分よく布団に入ったことを今でも覚えている。

体験したことのない強い痛み

迎えた体力テスト当日。目を覚ましたと同時に起き上がろうとしたが、なぜか起き上がれない。お腹が異様に痛いのである。この痛みはなんだろうと思いながらも布団の中で大人しくしていても、痛みは一向に引くことがなかった。

いつになっても起きてこない僕を心配し、父が部屋にやって来た。話を聞くやいなや、これはただの腹痛ではなさそうだと判断されて病院へ行くことになった。ちなみにこのときの僕は体力テストどころではない。腹痛で何も考えられないほどになっていた。

しかし病院に行く前、父が「こりゃきっと盲腸だな」と言っていたことはよく覚えている。医者でもないのに何を言っているんだと思ったが、その1時間後には事実が判明するのである。

痛みの【正体】は?

「虫垂炎ですね」──医者は迷うことなくそう伝えた。父の言った通りだったのである。それも、手術が必要な状態にあったようで、何がなんだか分からないうちに夜になり、痛みで眠れない一夜を過ごし、そして翌朝には手術が行われた。

そして傷の痛みと戦いながら過ごしたその後の入院生活で、ふと思い出したのである。「また今年も体力テストができなかった……」と。

こうして2年連続でトラブルに見舞われた僕。後日無事に退院したものの、傷の痛みはなかなか引くことがなかった。傷口が開いても大変なので、できる種目だけ実施したが、本調子とは程遠い状態での実施である。A判定を取れると思い込んでいた僕の小学校最後の体力テストも、理想とは程遠いC判定に終わった。

ヒヤリとすることの多い人生、しかしそれもおもしろい

自らの名誉のために伝えておくと、中学1年生で初めてのA判定を取り、その後は毎年A判定を取れるようになった。あれから20年近く経つが、大事なときに必ず何かが起こるというのはなぜか今も変わらない。しかし、なにかにつけて「また問題が起きるのではないか」と危険を予測できるようになったことに関しては、我ながら成長を感じる。トラブルに見舞われやすい僕だが、そんなハラハラドキドキの人生に少しワクワクしている自分がいる。

【体験者:30代・男性、回答時期:2026年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Qolyコラムニスト:村木あすみ - Qoly-Sports&the Style

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