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『南田南弁護士は天才肌』の湊人(高橋文哉)から学ぶ≪損得や下心抜きで相手を思いやることが大事≫ということ――当たり前すぎるゆえに、忘れてしまっていませんか?

  • 2026.10.23

こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

芦田愛菜さんの主演ドラマ『南田南弁護士は天才肌』(フジテレビ系)の第1話が10月19日(月)に放送されました。

このドラマは大ヒットした韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本版リメイク作で、自閉スペクトラム症の新人弁護士・南田南(みなみだ・みなみ/芦田さん)の奮闘や活躍を描いたハートフル・リーガルドラマです。

第1話は法律事務所に初出勤するエピソードや、弁護士として初めて担当する事件のエピソードが描かれました。

初対面から親切だった湊人(高橋文哉)

今回は、南のことを助けたパラリーガルの船井湊人(高橋文哉さん)とのシーンについて、掘り下げていきましょう。

南は初出勤の朝、法律事務所の入った大きなビルのエントランスに到着するも、苦手なエスカレーターを前にして、乗れずに立ちすくんでしまっていました。そんな南に気付いた湊人は階段の場所を教えてあげて、一緒に上ってあげたのです。

また、今度は同じエスカレーターを下らなければいけない状況の南を見つけた湊人は、リズムを取りながらいけば乗れるかもしれないとアイデアを出し、一緒に乗ってみることに。湊人の思いやりとやさしさで、南は無事にエスカレーターに乗れ、克服できたのでした。

そして、第1話の最後には、さらに南を喜ばせた湊人。

南はクジラ好きで、誰かにクジラについて話したい衝動に駆られがちなのですが、喋り出すと延々と語ってしまうため、父親からは職場でクジラの話をすることを止められていたのです。

そんな南に湊人は、「ふたりだけでいるときはいいんじゃないですか? クジラの話」と伝えて、南は大歓喜! さっそくクジラの雑学を喋り倒し、湊人はそんな南の話に耳を傾けるのでした。

損得勘定も下心もない思いやりムーブ

さて、この湊人の振る舞いには、結婚を前提に交際している恋人がいるみなさんにとっても、大切な“気付き”があるかもしれません。結婚後もずっと良好な関係性でいるために、湊人から学べることがあるのではないでしょうか?

実は原作の韓国版では、主人公とパラリーガルの彼が惹かれ合っていって恋人同士になるので、日本版でも南と湊人が付き合う展開になる可能性は高そうです。

ただ湊人は、初対面のときは彼女が自分の事務所の弁護士だとは知らずに声を掛けているので、純粋な親切心から助けていたわけですし、クジラの話のときもまだ恋心が芽生えていない状態ですので、“あわよくば”といった気持ちも見受けられませんでした。

そう、つまりこの一連の湊人の言動のポイントは、損得勘定や下心を抜きにして、相手(南)のことを思いやっていたところにあります。

そしてそのような思いやりの気持ちは、夫婦として何十年と寄り添っていくパートナーがお互いに持ち合うことで、不和や衝突を最小限に抑え、穏やかで幸せな毎日を続けられる秘訣になるのではないでしょうか?

当たり前のことでも継続は案外難しい

とはいえ、ここまでお読みいただいたみなさんのなかには、「≪損得や下心抜きで相手を思いやることが大事≫なんてことは、今さら言われるまでもなく当たり前のこと!」……と思った人もいらっしゃるかもしれません。

それは……まさしく、そのとおり。

夫婦間において≪損得や下心抜きで相手を思いやることが大事≫ということは、もし『幸せな結婚生活マニュアル』といったものがあるとしたら、第1章で真っ先に書かれているような基本的なことかもしれません。

ですので、すでにパートナーに思いやりを持って接することができていて、パートナーも自分に思いやりを持ってくれていると感じられているならば、そのままのスタンスで大丈夫です。

ただし、あまりに当たり前すぎるゆえに、普段はつい忘れてしまっていたり、パートナーに実践できていなかったりするカップルも、いるのではないでしょうか?

できて当然と思っていることでも、それをずっと継続させていくのは案外難しいものでしょう。

ですから、もし自分やパートナーが≪損得や下心抜きで相手を思いやることが大事≫ということを忘れかけていたようなら、『南田南弁護士は天才肌』の湊人の言動を見れば、初心に帰る良いきっかけになるかもしれません。

パートナーと新鮮な気持ちで向き合える

shutterstock
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ちなみに、湊人の「ふたりだけでいるときはいいんじゃないですか?」は言わば“ふたりだけの秘密の共有”であり、エモさやメロさが漂ったシーンになっています。

思わずキュンとしてしまう人も多いでしょうから、パートナーに対しての恋愛初期のときめきを思い出せるなんて副次的効果もあるかも……?

いずれにしても『南田南弁護士は天才肌』はリーガルエンターテインメントではありますが、結婚前提のパートナーと、改めてフレッシュな気持ちで向き合うきっかけにもなるドラマだと筆者は考えているのです。


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