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【廃止してほしい昔のルール】お中元・ご祝儀・ビジネスマナーの時代遅れな習慣ってある?ある意味“合理的”な令和の価値観は

  • 2026.10.21

「毎回気を使いすぎて疲れる」お中元・お歳暮の形骸化

義務感だけが残ってしまったお中元やお歳暮
義務感だけが残ってしまったお中元やお歳暮

「感謝を伝えるため」という本来の目的が見失われ、形式的な負担となっているのが金銭や品物のやり取りにまつわる慣習です。

お中元やお歳暮は日頃の感謝を形で示すイベントですが、最近では「贈らないと失礼かな」という義務感の方が強くなっている印象も。品物を選ぶ時には相手の好みや金額など配慮しなければならないことが山積みです。

SNS上でもリアルな不満がこぼれています。「年末が近づくとお歳暮を考えないといけないのが面倒。終わったあとに『これ本当に必要だった?』ってなる」「毎年同じ人からゼリーが来る。おいしいんだけど冷蔵庫がゼリーで埋まって、お返しもゼリーにしちゃう悪循環」「好きでもないものを毎年贈られて断れない。お返しもしないといけないのがしんどい」

近年の各種意識調査でも20~40代の約7割が「お中元やお歳暮を贈っていない・やめた」と回答しており、企業間でも「虚礼廃止」の流れが急速に広がっています。

負担が大きすぎる…「ご祝儀貧乏」と職場の謎ルール

物価高の中で3万円のご祝儀負担は大きいとの声も
物価高の中で3万円のご祝儀負担は大きいとの声も

また、結婚式に友人として出席する場合のご祝儀も負担の大きいルールの一つです。相場は3万円とされていますが、最近の物価高もあり「3万円でも赤字気味」「負担が大きい」と感じる人が増えています。

「友達の結婚式のご祝儀3万円は高い。物価は上がっているのにご祝儀だけ何十年も3万円のままなのが謎」「女性側は美容院・衣装・メイクでさらに出費がかさむ。参加するだけでコストが高い」「お祝いしたい気持ちはあるけれど、立て続けにあると生活が圧迫されて『ご祝儀貧乏』になる」「自分たちがやりたくて結婚式を挙げるのに、参加者の一律負担が大きすぎる」

このほか、職場の古い慣習についても「返信用封筒の『行』を二重線で消して『御中』と書き直す作業になんの意味があるんだろう」「誰かがお土産のお菓子を買ってくると、自分も用意しないといけない空気になる。お返しの連鎖が止まらない」など、タイパ(時間対効果)が悪く生産性のないルールの廃止を望む声が目立ちます。

令和世代の合理的なアップデート「プレゼントの廃止」

若い世代は義務的なプレゼント交換をなくす工夫も
若い世代は義務的なプレゼント交換をなくす工夫も

義務的な贈り物文化が見直される中、若い世代ではさらに合理的な「アップデート」が起きています。

高校生・大学生の間では、「誕生日のプレゼント交換はもうやめよう」と友人同士でルールを決めるグループも出てきています。理由はシンプルで、「好きなものは自分で買うし、被るものをもらっても困るから」。

ある大学生は高校時代、絵を描く友達が多いグループだったため、物のプレゼントは廃止し、代わりに誕生日に「手描きのイラスト」を送り合うようにしたそうです。「物はいらないけれど、お祝いする気持ちは欲しい」という、令和らしいスマートな落としどころです。

古いルールが生まれた背景には、かつて人間関係を円滑にするための「思いやり」や「敬意」がありました。しかし、時代やライフスタイルが大きく変化した今、形式だけが一人歩きして人々を苦しめてしまっては本末転倒です。

無理をして古い常識に縛られるのではなく、現代にあった合理的な手段へとアップデートしていくことが、お互いにとってストレスのない心地よい人間関係を築く鍵となりそうです。

(LASISA編集部)

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