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小学生400名が起業や選挙に挑戦!岐阜市で架空都市を体験する「ぎふマーブルタウン2026夏」を開催

  • 2026.10.21

ぎふマーブルタウン実行委員会(Nancy)が企画運営を行い、岐阜市が主催する小学生向けキャリア教育イベント「ぎふマーブルタウン2026夏」が、7月19日(日)にみんなの森ぎふメディアコスモスで開催された。参加費は無料で、小学生400名の定員は7日間で満席となった。当日は84名のボランティアも参加し、子ども達の挑戦と創造に溢れた1日となった。

挑戦と失敗を自由に学べる架空都市での成長体験

「ぎふマーブルタウン」は、小学生が自分の頭で考え、協力しながら仕事や選挙、起業に挑戦して、自分たちの「街」を形成していくイベントである。この架空都市は、挑戦も失敗も自由に許される環境として創られており、子ども達の主体性、協調性、創造性を育むことを目的としている。

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第1回ぎふマーブルタウン2016集合写真[/caption]

2016年からこれまでに17回開催され、累計参加者数は8,428名にのぼる。イベントの特色は、子ども自身が考えて動くことを大切にする「正解を教えない」教育であり、保護者は入場不可となっている。親元を離れた環境で、子ども達は大きな成長を遂げる。

通貨や選挙で学ぶ社会の仕組みと当日の様子

架空都市では、仕事をすると10分ごとに「10マーブル」の給料が支払われ、そのうち10%を納税する。集まった税金の使い道は、子ども達による選挙で選ばれた国王(今回は試験的に「国会議員」の名称に変更)が決める。選挙では、候補者がどのように税金を使いたいかアピールすることも多いという。もちろん、投票もすべて子ども達が行う。

また、自分で手作りした商品やサービスで出店し、起業することもできる。ただし、既製品の販売は認められていない。

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Screenshot[/caption]

当日は、まず初めて参加する子ども達に向けて、高校生スタッフが作成した紙芝居形式での説明が実施され、子ども達が世界観に入り込む手助けとなった。

国王選挙では、税金の還元額の実現性を訴えた候補者が見事に当選した。演説の内容に「明確な正解」はなく、子ども達の一票で国王も国の姿も変わっていく。

また、新たな試みとして、出店区画での「4ターム制」が導入された。これにより、「この時間までに何をしよう、次はこうしよう」と時間の使い方を工夫する子ども達の姿が見られたという。

さらに、ボランティアへのサポートを強化するため、運営側から声がけを行う「当日ボランティアコンシェルジュ」という役割が試験的に作られた。

高校生スタッフが発案した、当日ボランティア同士で良かった点を見つけ合う「輝きみっけ」も実施された。

主催団体の歩みと保護者からの反響

「ぎふマーブルタウン」の企画運営は、ぎふマーブルタウン実行委員会(Nancy)が担っている。Nancyは、子ども達の「生き抜く力を育む教育」を目指す非営利型の一般社団法人である。法人名は発明王トーマス・エジソンの母親「ナンシー・エジソン」に由来する。エジソンを信じ抜き、疑問を否定せずに一緒に伴走してその可能性を開花させたナンシーのように、子どもたち一人ひとりに寄り添いたいという想いを込めている。

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岐阜市 柴橋市長への表敬訪問[/caption]

同団体は2016年に任意団体として設立され、2019年に法人化。これまでの「ぎふマーブルタウン」の活動は高く評価されており、2018年度には経済産業省「第9回キャリア教育アワード」奨励賞し、岐阜市の柴橋市長と岐阜県の古田知事へ表敬訪問を行った。

また、2020年度には「岐阜県地域子ども支援賞」を受賞した。

参加した子どもの保護者からは、「自分がやりたいと思うことは、どんどんやらせてもらえる魅力。どんどん繋がる、深まる!どっぷりとはまったようです(一部抜粋)」「次はもっと売りたいと作るうちに手先がとても起用になった。先日、発明クラブで作った作品で各務原市長賞を頂き、マーブルタウンで自信を貰い、成長できたおかげではないかととても感謝しています(一部抜粋)」といった声が寄せられている。

10周年を迎える次回開催と今後の展望

次回の開催は、11月23日(月・祝) に岐阜市文化センターで予定されている。これは「ぎふマーブルタウン」開催10周年を記念するもので、小学生1,000人規模での開催を想定している。現在、参加する小学生と、当日ボランティア(中学生以上)を募集している。

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イベント後に振り返りをし、最後にボランティアスタッフで集合写真![/caption]

Nancyは、今後も「ぎふマーブルタウン」の継続と発展を目指すと同時に、別のアプローチでも子ども達の笑顔や成長、ワクワクや挑戦を生む方法を模索していくとしている。

子どもたちが自ら考え、一歩を踏み出すかけがえのない場となっている「ぎふマーブルタウン」。10周年を迎え、さらなる広がりのなかで生まれる新たな挑戦とドラマに、引き続き期待が寄せられる。

■ぎふマーブルタウン2026秋(次回開催) 開催日:11月23日(月・祝) 開催時間:10:00~15:00 会場:岐阜市文化センター 住所:岐阜県岐阜市金町5-7-2 10周年記念!「ぎふマーブルタウン2026秋」in岐阜市文化センター参加申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScI5nbo8o_BF5sYtf4uX9IdRmZV8Jgp6b7gbVSNPOUVpL5qtg/viewform

ぎふマーブルタウン公式サイト:https://gifu-nancy.org/gifu-marbletown

(Kanako Aida)

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